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高齢者が宅食を利用するメリットとは?まねしたいポイントと手作りメニュー

高齢者が宅食を利用するメリットとは?まねしたいポイントと手作りメニュー

高齢になると、多くの方が、持病による食事制限や咀嚼力・嚥下力の低下など、「食べる」ことに対してさまざまな制約や不安を抱くようになります。また、買い物をしたり調理をしたりすることが億劫になることもありますね。今回はいくつになっても「食べる」ことを楽しみ、「食べる」ことで健康を維持できるような、上手な宅食の利用方法や、自炊する際に参考にしたいポイント、春を前に食べておきたい料理レシピをご紹介します。

高齢者向け宅食とは?その特徴やメリットを紹介します

どのような方にむいている?

同居している高齢者様に、何らかの理由で食事内容に制約がある場合、栄養計算が必要な場合、その方の分だけを別に作ったり、取り分けたものを軟らかく煮たりするのは、なかなか大変ですね。

その調理に慣れるまでは、個々が必要とする要素をカバーしてくれる宅食のお弁当を選ぶことで、食事の不安を解消することができます。

また、高齢のご夫婦二人暮らしの方や単身の方の場合は、栄養バランスを整えるべく、多くの食材を購入して調理するというのも難しいものです。重くてかたいカボチャ、一把では多すぎる小松菜…食が細くなってきた方は、どうしても食材が余ってしまい、使い切れずに無駄にしてしまった、という話もよく耳にします。
また、立ったままでの調理、包丁や火の元の不安もありますね。そんな不安を解消してくれるのも、宅食のお弁当です。

プロならではのお弁当、選ぶポイントとは?

数ある宅食のお弁当ですが、ご自身、またはご家族にあったひと品を選ぶためには、いくつかのポイントがあります。
一般的な宅食サービスは幅広い年齢層の方向けに作られたものが多いですね。しかし、年齢や持病により発生してくる、さまざまな「食べる」ことへの不安があると、おのずと選べるお弁当の種類も少なくなります。

消化器官の働きも緩やかになってきているのですから、若い世代向けの揚げものメイン、どんぶりやカレーライス単品のようなワンプレートメニューではなく、たんぱく質を多く含む肉類や魚介類、または豆腐や厚揚げなどの大豆製品を利用したメインのおかずがひとつ、小鉢をイメージできる副菜が数種類ついているものが、栄養バランスを考えてもおすすめです。

まごころ弁当のお弁当のように栄養バランスが整っていて、持病や咀嚼・嚥下の状態を考えてつくられた高齢者様向けのお弁当なら、体調、希望に合うものが見つけやすいのではないでしょうか?

まごころ弁当のお弁当の種類とは?

まごころ弁当のお弁当は、栄養学のプロである管理栄養士が、召し上がられる方のことを想って作った、栄養バランスの整ったお弁当です。
こだわりを持って選んだ食材を利用して作られたお弁当には、先ほどもご紹介したように、食べることに関するさまざまな悩みをお持ちの方の気持ちに寄り添ってつくられた、いくつかの種類があります。
ご自身やご家族に合うお弁当はどのようなものがあるのかを確認してみましょう。

お弁当の種類(咀嚼・嚥下に不安はない)
お弁当の種類(咀嚼・嚥下に不安がある)

調理にかける時間がない日の夕食や昼食、また、たんぱく質や塩分などの食事制限があり、栄養計算が難しいと感じる方に、まごころ弁当のお弁当は手に取っていただきやすいのではないでしょうか?
今なら無料試食キャンペーンを実施中です。この機会にぜひご利用くださいね。

自炊するときの参考に!マネしたいポイント

たとえば、まごころ弁当のやわらか食は、凍結含浸法というプロならではの技術を用いて柔らかく加工してあります。残念ながら、これをこのまま自宅で再現することはできません。

しかし、食材の柔らかさを確認しておき、どの程度まで炊いてあげると食べやすいのか、食べやすい食材とは?を知ることができます。自宅で調理するときにも、目指す柔らかさの目安ができますね。

また、たんぱく調整食の場合なら、たんぱく源となる肉類、魚類、卵と野菜類、ごはんの占める割合を目でみて確認することができます。野菜やごはんにもたんぱく質が含まれているため、これがすべてではないですが、自炊するときの参考にすることができますね。
カロリー調整食は、栄養計算が必要な方が3単位で食べられる、量と食材の選び方の参考にできます。

まごころ弁当のお弁当は、食事に注意が必要にもかかわらず、調理に特別な手がかけられない場合には本当に助かります。いただくときには今ご紹介したようなポイントを確認してみてくださいね。

お弁当を頼まないときに作りたい、早春のメニュー

冬から春への季節の変わり目には、急な気温の変化や花粉、黄砂、PM2.5にウイルス性の疾患と、不調の原因となるものが数多く存在しています。胃腸や呼吸器をいたわり、うるおいを与えるメニューがおすすめです。

宅食のお弁当を利用しない食事には、水分が多くて、滋養がつく食材を意識したメニュー、花粉などのアレルギーを抑える力をもつ食材を利用したメニューはいかがでしょうか?

抵抗力を担っている胃腸の虚弱を補うために

高齢になると胃腸の働きが落ち、下痢や便秘を引き起こしやすく、腸内環境も乱れがちになります。そうなるとせっかく食べたものの栄養を上手に取り込み、利用することが難しくなります。

また、三寒四温の春は、体が気温の変化についていくことができずに、風邪を引いてしまったり、花粉症などのアレルギー症状がでてしまったりすることもありますね。最近の研究では、アレルギー疾患の多くは腸の機能低下から起こっているということも確認されています。

このような胃腸の働きの低下を補い、腸内環境を整えるための食材には、ほくほくとして便の量を増やすことができる、じゃがいもやかぼちゃ、長芋などがあります。

長芋と豚つみれのスープ

長いもは「山薬」という漢方薬として利用されていて、胃腸の虚弱を改善し、食欲不振、めまいや疲労感の解消にも役立つと言われています。日本でも、「山の鰻」と言われるほど、滋養強壮効果があることが知られています。
胃腸が弱くなり、あまり食が進まない方にも口にしていただきやすいようにスープに仕上げました。

【材料】   2人分
長芋     200g
豚ひき肉   100g
しょうが   1かけ
酒      大さじ1
塩      小さじ1/2
こしょう   少々
片栗粉    大さじ1/2
中華スープ  400cc
(市販の中華スープの素を指定通りに溶く)

【作り方】
1、ボールに豚ひき肉を入れ、すりおろしたしょうが、酒、塩、こしょう、片栗粉を加えよく練り混ぜる。
2、長芋は皮をむき、大きめの一口大に切る。アクが強いようなら、酢水(分量外)にさらす。
3、鍋にスープを沸かし、(1)を一口大に丸め、スープで煮る。
4、(3)が煮えたら(2)の長芋を入れて煮る。
※短時間煮るとシャキシャキ感が、弱火でじっくりと煮るとほっくりとした柔らかさが楽しめます。咀嚼や嚥下の不安、好みで加熱時間を調整してください。

長芋蒸しの桜あんかけ

すりおろした長芋に卵白を加えて作った、ふわふわの蒸し物です。秋から冬にかけてはコクのあるべっ甲あんにわさびや柚子胡椒をそえていただくとおいしいのですが、春には桜の花の塩漬けを加えて作った、さっぱりとした桜あんをかけていただくのがおすすめです。
鯛には穏やかに体を温める効果が、菜の花にはデトックス効果が期待できます。

【材料】  2人分
長芋      100g
卵白      1個分
鯛の切り身   1切れ
菜の花     4本
桜の花の塩漬け 2~4輪
昆布だし    300cc
日本酒     大さじ1
塩       適宜
水溶き片栗粉  大さじ1
ぶぶあられ、針のりなど
        各適宜

【作り方】
1、鯛の切り身はうろこや骨をのぞき、一口大に切り、塩少々(分量外)を振っておく。
2、菜の花は軸の固い部分を落とし、塩ゆでして一口大に切っておく。
3、桜の花の塩漬けは水につけて塩抜きし、花びらをほぐし、水気をきっておく。
4、長芋は皮をむき、おろし金ですりおろす。
5、卵白を泡立ててしっかりとしたメレンゲを作り、(4)の長芋のすりおろしと混ぜ合わせる。
6、蒸し器に入れられる器にドリップをふき取った(1)の鯛の切り身、(2)の菜の花を入れ、(5)の長芋入りメレンゲをふんわりと乗せる。
7、蒸気のあがった蒸し器に(6)を入れ、鯛にもしっかりと火が通るように、10分程度蒸す。
8、蒸している間に昆布だしを火にかけ、沸騰してきたら(3)の桜の花の塩漬けを入れ、酒、塩を入れて味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
9、(7)が蒸しあがったら(8)の桜あんをかける。
10、好みでぶぶあられや針のりを添える。

花粉症などのアレルギーを楽にするために食べたい食材

花粉症、と、一言で言っても、人により、またその日により、出てくる症状は様々ですね。どんな症状があるにせよ、辛いことには変わりはありません。

そんなときに役立つのが薬膳料理です。薬のような即効性はないにしろ、その時の体調にあった食材をいただくことで、少しずつ快方に向かうことができます。
特に難しい材料を使用して作る必要はありませんので、お弁当を頼んでいないときの自炊メニューやお茶がわりに、ぜひご活用くださいね。

黄色い鼻水、頭痛があり、熱っぽさがあるとき

きゅうりのすり流し
きゅうりにはカリウムが多く、体の熱やむくみを取る効果があります。さわやかなしょうがの香りやキリっとした辛味で、溜まった鼻水や頭が重く感じる頭痛、熱っぽさもすっと引いていくとよいですね。
体調が悪い時にも手間をかけずにさっと作ることができる、簡単レシピに仕上げました。

【材料】  2人分
昆布だし  300cc
きゅうり  1本
しょうが  1/2かけ
塩     少々

【作り方】
1、きゅうりは洗ってヘタを取って小口に切り、昆布だしを加えてミキサーにかける。
2、滑らかになればしょうがのしぼり汁、塩少々を加え、味を調える。

※咀嚼・嚥下に不安がある場合
出来上がったものを茶こしなどで濾し、市販のとろみ材で適宜とろみをつける。

透明な鼻水が出て、冷えがあり、元気が出ないとき

サムゲタン風お粥
サムゲタン風お粥
体を温める効果のある鶏肉、しょうが、ねぎ、もち米、体力を養う朝鮮人参に、松の実、にんにく…
鶏肉を丸ごと1羽煮込んで作る本格的なサムゲタンは、少し敷居が高い料理ですが、鶏手羽元を使うと簡単に作ることができますよ。

なお、今回はもち米を使用しましたが、もち米には若干お腹を固くする効果があります。便秘気味の方はそのような作用のない、うるち米で代用してくださいね。

【材料】  2人分
鶏手羽元   4本
もち米    1/2合
塩      ひとつまみ
しょうが   1かけ
にんにく   2かけ
(手に入れば乾燥ナツメ4粒、朝鮮人参2本、松の実10粒程度)

【作り方】
1、もち米は洗って1時間以上水につけておく。
2、鶏手羽は骨にそって切れ目を入れ、熱湯を回しかけ、出てくるアクや血液をきれいに洗っておく。(骨に沿って切り目をいれておくと、火通りが早くなります。)
3、鍋に(2)の鶏手羽、しょうが、にんにくを入れ、食材の上5cmくらい上の高さまで水を入れて火にかける。
4、沸騰してきたらアクを取り、弱火で煮る。水分が蒸発し、少なくなれば適宜足す。
5、(4)に水を切ったもち米を入れ、柔らかい粥状になるまで煮る。米が水分を吸ってしまうので、適宜水を足し、焦げ付き防止のため、時々かき混ぜる。
※乾燥ナツメや朝鮮人参が手に入れば、さっと洗って水につけて戻し、つけ汁ごと30分程度煮出す。これを(3)の鍋に入れて一緒に炊く。

鼻がむずむずしてくしゃみが止まらないとき

鼻がむずむずすると気持ちが悪く、くしゃみが続くと体力も消耗してしまいますね。できるだけ早く、すっきりとしたいものです。おやつにいただくお茶でむずむずを解消し、宅食のお弁当をしっかりといただき、体調を整えましょう。

市販のハーブティーはもとより、スーパーマーケットで販売されている香味野菜を利用して手軽にフレッシュティーを入れていただくのも、効果的です。

二人分として、ミントならひとつかみ、レモングラスなら2本、大葉なら10枚程度を洗って木の芽の香り出しのように、両手のひらで軽くたたき、ティーポットに入れます。熱湯を注ぎ、蓋をして数分蒸らして出来上がりです。

できれば温かいまま、香りを含む蒸気をゆっくりと吸い込むようにしながら召し上がってください。鼻腔がうるおい、精油の香りのおかげで鼻がすっきりとしてくることでしょう。ただし、ミント系の香り成分、メントールは気管を収縮する働きがあります。喘息がある方が使用する際は、あらかじめかかりつけの医師にご相談くださいね。

まとめ

急な病気の発覚で突然食事制限が必要になったとき、咀嚼や嚥下に不安が出てきたとき、何をどのように調理してどの程度の量を食べることができるのか、とても不安になりますね。

もちろん、その時々でかかりつけの医師や病院の管理栄養士からの指導もあることとは思いますが、いざスーパーマーケットで買い物を、さあ調理を、と思った時、戸惑いや不安がよぎることがあります。

そのようなときは無理をせず、まずはまごころ弁当のお弁当に食べられる種類のものがあるかどうか、注文のページを確認してみてくださいね。栄養学のプロが作るお弁当には、おいしさと健康のヒントがたくさん詰まっていますよ。

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