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高齢者の脱水症状を予防|知っておきたい脱水症状のサインや予防法も解説

ご高齢の方々は、食事や水分の摂取量が少なくなりがちです。そのため、気温があがり汗をかくことが増える季節は、脱水症状や熱中症を引き起こし、死亡に至るケースも増えています。この記事では、高齢のご家族の熱中症を予防したい方向けに、ご高齢の方の脱水症状について紹介します。熱中症の原因や予防法を理解してご家族の健康維持に役立ててください。

高齢者の脱水症状とは

状況によっては、脱水症状が命にかかわることもあります。なぜご高齢の方の脱水症状が危険なのか、そもそも脱水症状とはどういう状態のことなのかについて解説します。

高齢者の脱水症状の状態と危険性

ご高齢の方の脱水症状は、本人が気づかないうちに進行していきます。そのため、脱水を自覚したときには、すでに「自分では対処できない状態」「入院が必要な状態」になっていることもあります。特に、一人暮らしの方の場合は助けを呼べないなどの危険もあります。

脱水症状とは

脱水とは、体内の水分量が足りなくなっている状態のことです。人体の約5~6割が、水やナトリウムを含む体液です。体液が少なくなると喉が渇いて水を飲みますが、何らかの原因で体液が大量に体外に排出され、体の働きを正常に保てなくなってしまった状態を脱水症状といいます。

脱水症状の危険性

体の半分以上をしめる体液には、酸素や栄養素を体中の必要な場所へ届けるという働きがあります。脱水症状を引き起こしていると、この機能が低下し、内臓や脳などを正常に働かせることができなくなります。これが原因で、思わぬ病気を引き起こしてしまったり、命が危険にさらされたりする危険性があります。脱水症状には、早めに気づくことが大切です。

高齢者の脱水・熱中症の増加

脱水症状に気づかず放置していると、熱中症のさまざまな症状を引き起こします。熱中症とは、夏など気温が高い環境に長時間いることで生じる健康障害のことです。熱中症で命を落とすご高齢の方が年々増えており、厚生労働省の統計によると、2017年に熱中症で亡くなった方の約8割をご高齢の方がしめていることがわかっています。

ご高齢の方の場合、暑いと思ってもエアコンを使用しなかったり、加齢によって暑さを感じにくくなっていたりするため、脱水に気づくころには状態が悪化していると考えられます。

高齢者の脱水症状の原因

ご高齢の方は、なぜ脱水症状を引き起こしやすいのでしょうか。ご高齢の方の脱水症状の原因について解説します。

水分摂取量の減少

ご高齢の方は、加齢によって喉の渇きを感じにくくなったり、「食べられる食事の量が減った」などの理由から食事による水分摂取量も少なくなるため、若い方に比べ水分摂取量が少ない傾向にあります。

また、筋力の衰えなどから動くのが億劫になってしまい、トイレの回数を減らすために水分摂取量を意図的に減らしている場合もあり、脱水症状を引き起こしやすくなります。

水分喪失量の増加

水分摂取量が少ないにもかかわらず、体から排出される水分量が増えることで脱水症状を引き起こします。水分消失量を増やす原因には、下痢や嘔吐、排泄障害や糖尿病、降圧薬による頻尿などがあります。

また、ご高齢の方は、加齢による筋力低下が原因で、基礎代謝が落ちていきます。そのため、代謝で生成される水分量が減り、筋肉や皮下組織での備蓄水分量が減少する傾向があります。これらも、ご高齢の方が脱水症状を引き起こしやすい原因です。

高齢者の脱水症状のサイン

ご高齢の方の脱水症状サインを知っていれば、高齢のご家族に脱水症状がみられた際に早めに対処できます。ここでは、脱水症状を引き起こした場合のサインについて解説します。あてはまるものがあれば、水分補給などの適切な対応をとりましょう。

顔や体に現れる脱水症状のサイン

顔や体に現れる脱水症状のサインは次のとおりです。

・唇や口の中が乾燥している
・皮膚やわきの下が乾いている
・手の甲の皮膚をつまんだ後、すぐに戻らない
・爪を押してすぐに色が戻らない
・体重が減少している
・嘔吐や下痢が見られる
・血圧の低下や頻脈が見られる

唇や口の中が乾燥している場合は、喉が渇いていない場合でも水分を補給するように促し、脱水症状の進行を止めましょう。体重の減少が見られた場合は、中度の脱水症状まで進行していると考えられますので注意してください。

様子でわかる脱水症状のサイン

本人の様子から判断できる脱水症状のサインは次のとおりです。

・トイレの回数が極端に少ない
・食欲がない
・頭痛や吐き気を訴えている
・立ちくらみする
・なんとなく元気がない
・疲れている様子がみられる
・話しかけても反応がない

頭痛や吐き気を訴えている場合は、中度の脱水症状を引き起こしていると考えられます。そのまま脱水症状が進行すると、意識を失う、痙攣が起ることもありますので、早めに対処しましょう。

脱水症状の改善・治療法

脱水症状を引き起こした場合は、次のように対処してください。

意識があり口からの水分補給が可能な場合

経口補水液やスポーツドリンクなど、適度なナトリウムが含まれた水分を、口から少しずつ摂取するようにします。同時に、室内の温度や湿度を調整しましょう。

血圧低下や意識障害があるとき

口から水分を補給できないほどに衰弱している場合は、病院で点滴をしてもらい、電解質と水分を補給します。血圧低下、意識障害などがみられる場合は、入院による治療が必要な場合もありますので注意しましょう。

家族ができる高齢者の脱水症状の予防法

ご高齢の方の脱水症状は、本人だけでなくご家族も気を配りながら予防することが大切です。そこで、家族ができるご高齢の方の脱水症状の予防法をいくつかご紹介します。

効果的な水分補給

一般成人が1日に必要な水分量は2.5リットルといわれていますが、体重によって異なります。必要な水分量は、「体重×40ミリリットル」で算出してください。それから、1日に必要な水分を一度に飲むのではなく、こまめな水分補給を心がけましょう。特に、起床時や食事の前、入浴や運動の後、飲酒した後などは水分補給が必要です。

こまめな水分補給ができない場合は、水分を摂取する時間を決めると飲み忘れが減ります。また、水やお茶に限らず、経口補水液やゼリーなどから水分補給をしても問題ありません。

室内環境を整える・周囲のサポート

暑い夏は汗をかき、寒い時期は乾燥によって体内の水分が失われます。温度や湿度など、室内環境を調整して、水分が逃げないようにしてください。寝ている間も汗をかいて脱水症状を引き起こす可能性があります。エアコンや加湿器を上手に利用して適度な湿度を保つようにしましょう。ご高齢の方の脱水症状予防は、周囲の気づきとサポートが重要です。

まとめ

ご高齢の方の脱水症状について解説しました。ご高齢の方は、さまざまな理由から脱水症状を引き起こしやすくなっていますので、食事やお茶などでこまめに水分摂取を心がけましょう。自ら積極的に水分を摂取することが難しい場合は、周囲のサポートが必要です。

遠方に暮らしている、日中は仕事などで一緒にいられないという場合は、暑い日の食事をサポートする存在として、まごころ弁当の利用をおすすめします。原材料にこだわりぬき、栄養バランスやおいしさに配慮した食事で、恒例のご家族の健康と安全をサポートしてくれます。まずは無料試食を利用してみましょう。

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