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サラサラで綺麗なロングヘアに!髪をきれいにのばす方法をご紹介

作成日:2020年9月3日

サラサラで綺麗なロングヘアに!髪をきれいにのばす方法をご紹介

髪を思ったより切りすぎてしまったときや、ロングヘアに憧れる人は早く髪の毛を伸ばしたいと思うと思います。しかし、いくら髪の毛を伸ばしても傷んでチリチリになってしまった髪の毛では、せっかくのロングヘアも魅力が半減してしまいます。今回は、髪の毛をきれいに伸ばす方法について詳しく説明していきます。

髪の毛の成長を速くすることはできるのか

髪の毛の成長を速くすることはできるのか

髪の毛は常に伸び続けているわけではなく、一定の周期で髪が伸びる成長期と、成長期が止まる退行期(約2~3週間)、退行期を経て次の新しい髪に押し出されて抜けるまでの休止期(数か月)のサイクルを繰り返しています。髪の毛は個人差がありますが、1か月に約1㎝前後伸びると言われています。この周期は一定であるため、髪の毛が伸びるスピードを速めることはできません。

逆に、頭皮の環境などが原因で髪の毛が伸びるスピードが遅くなることはあり得るとされています。また、髪の毛自体が傷んでしまっていて、枝毛や切れ毛が増えるとその分伸びるのが遅くなりますし、傷んだ部分はいずれ切らないといけなくなるので、髪の毛をはやく伸ばすのは難しくなってきます。

髪の毛のダメージを修復するという言葉も聞かれますが、私たちが髪の毛として認識している部分は死んでしまっている細胞ですので、傷んだ髪を修復するというのは不可能であると言われています。一旦傷んでしまった髪は、切り落とすまで修復されることはありません。髪の毛が傷むのを予防することはできますが、途中からきれいな髪へと変化させることはできないとされています。

そのため、髪をできるだけはやく伸ばしたい場合には、頭皮の状態を整えて、髪を丈夫に健康に育てることが重要と言えます。

頭皮の状態を整える正しいケア方法

頭皮の状態を整える

髪の毛は、頭皮からでている毛幹という部分と、頭皮の下にある毛根という部分に分かれています。毛幹は私たちが普段から髪の毛として認識している部分で、毛根は新しく髪の毛を作っている部分です。

毛根では、髪の毛の元となる毛母細胞という細胞が、栄養を受けて分裂を繰り返し頭皮に向かって押し上げられます。その過程で細胞が水分を失い角化して髪の毛になります。髪の毛となった細胞はいわゆる死んでしまった細胞であるため、髪の毛の成長には大きく関わりがありません。

そのため、髪を伸ばすために重要なのは頭皮の状態を整えることだと言えます。頭皮の状態を整えるためには、正しい頭皮ケアをする必要があります。

① シャンプー前にはブラッシングをする

髪を濡らすのだからとブラッシングをしないままシャンプーをしてしまうかもしれませんが、シャンプーの前にブラッシングをすることで様々なメリットがあります。一つはブラッシングすることで頭皮についている垢を落としたり、頭皮の血行をよくして毛穴を開き、汚れを落としやすくするという点です。

もう一点は、髪のもつれをあらかじめとかしておくことで、シャンプーをするときに無理な力を髪の毛にかけずにすむので、髪の傷みや余分な抜け毛を予防することができます。

② 予洗いは十分に行う

シャンプーをする前にいったんお湯で髪の毛を濡らすと思いますが、髪の毛を簡単に濡らすだけで満足してしまっている方もいるのではないでしょうか。しっかりと頭皮まで濡らして軽くマッサージをしてあげることで、血行がよくなり汚れを落としやすくなったり、シャンプーの泡立ちがよくなったり、髪の毛の摩擦をへらすことができるので傷みの予防にもなります。

③ 頭皮をしっかりと洗う意識を持つ

シャンプーをするときどうしても髪の毛の部分をしっかりと洗ってしまいたくなりますが、シャンプーで洗うメインは頭皮です。頭皮には毛穴や皮脂腺が多く存在し、新陳代謝が活発ですので汗や皮脂が多く分泌されます。十分にシャンプーで汚れを落としきれないと、毛穴が詰まったり細菌が繁殖して皮膚トラブルに繋がったりとします。

シャンプーを手の上でしっかりと泡立ててその泡を頭皮に行きわたらせながら、指の腹で優しくマッサージをするように洗っていきます。爪を立てて洗うと頭皮が傷ついてしまいますので注意が必要です。

④ 自分の頭皮の状態を知る

シャンプーは自分の頭皮の状態にあったものを使うようにしましょう。頭皮が乾燥している方は、フケやかゆみが起こりやすい状態にあります。頭がかゆくなる人は頭皮が乾燥している可能性があります。この場合には、洗浄力が弱いシャンプーを選ぶようにしましょう。

洗浄力が強いシャンプーを使ってしまうと乾燥が悪化してしまう可能性があります。頭皮がべたつく方は皮脂分泌が多い状態にあります。皮脂分泌が多い方は、洗浄力が強いシャンプーを使ってしっかりと皮脂汚れを落とすようにしましょう。

⑤ 流し残しがないようにしっかりとすすぐ

シャンプーで優しく洗った後は、しっかりとすすぐようにしましょう。シャンプーの流し残しがあると、皮膚の炎症につながったり毛穴のつまりを悪化させてしまったりすると言われています。

髪を健康に育てるためのポイント

髪を健康に育てるためには

① 良質な睡眠をとる

私たちの身体では寝ている間に、身体の中の様々な部位の修復作業を行う成長ホルモンが分泌されています。この成長ホルモンが頭皮にある毛母細胞に働きかけて、髪の毛へ栄養を与えて成長を促してくれます。成長ホルモンは、22時~翌2時頃に多く分泌されると言われているため、できればこの時間帯には入眠しておくのがよいでしょう。

生活リズムの関係で難しい方でも、なるべく睡眠時間は5時間以上確保して、深い睡眠がとれるようにリラックスできる環境を整えるようにしましょう。

② 適度な運動をする

髪の毛と運動は何の関係もないように思えますが、頭皮の血行を促進することはきれいな髪の毛を作るために欠かせないことです。毎日、適度な運動をすることによって、血行が促進され代謝が上がります。特にウォーキングやヨガなどの有酸素運動は無理なく続けることができ、運動不足を解消することもできるのでおすすめです。

③ バランスの良い食事をとる

きれいな髪の毛をつくるために頭皮ケアは重要ですが、それと同様に大切であるのが、バランスの良い食事を摂取することです。身体の外側からだけでなく内側からケアをすることで、きれいに髪の毛を伸ばすことができます。

1)タンパク質

まず、重要である栄養素はタンパク質です。髪の毛の主成分である「ケラチン」は、さまざまなアミノ酸が結合したタンパク質からできています。髪の毛はもともとタンパク質なのです。そのため、アミノ酸を多く含んだタンパク質を摂取することできれいな髪の毛の土台作りをすることができます。

近年過剰なダイエットをしてしまう人が増え、髪の毛がぱさぱさになってしまっている人も多くいます。このダイエットで髪の毛がぱさぱさになってしまうのは、タンパク質をはじめとした髪の毛をつくるための栄養素が足りていないためと考えられます。

タンパク質を多く含む食品としては、肉や魚、卵や大豆製品、乳製品などがあります。肉や魚には、脂質が多く含まれることがあり、肥満など生活習慣病が気になる方は、同じお肉でも鶏肉だったらもも肉よりむね肉やささみにしたり、皮を食べないようにしたり、揚げるのではなく蒸して食べるなど調理法を工夫したりすると良いでしょう。

2)ビタミン(特にA、B6、E)

タンパク質だけをたくさん食べても身体に取り込まれなくては意味がありません。タンパク質を身体の中に取り込むために必要な栄養素がビタミンです。

ビタミンAは髪の毛や皮膚を健康に保つ効果があるとされており、にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれています。
ビタミンB6は新陳代謝を促す効果があり、イワシやサバなどの青魚や肉類、バナナなどに多く含まれています。
ビタミンEは血行を良くする作用があり、頭皮に十分な酸素と栄養を送るために重要な役割を果たしています。ビタミンEはナッツ類や豆製品、オリーブオイルやごま油の食物油などに多く含まれています。

3)ミネラル

ミネラルは身体の中の調子や細胞の働きを調整する役割があります。その中でも、亜鉛はタンパク質を合成させるために必要な栄養素と言われており、髪に栄養を届けたり抜け毛予防に効果があるとされています。

亜鉛は緑茶や貝類などに多く含まれています。ただし、亜鉛は単体で摂取しても体内への吸収があまりよくないとされているため、クエン酸やビタミンCも一緒に摂取するようにしましょう。クエン酸やビタミンCは柑橘類や果物に多くまれています。
ヨウ素は髪の成長を促す作用があると言われており、ワカメやひじきなどの海藻類に多く含まれています。
銅はタンパク質の結合を強くするとされており、強い髪の毛をつくるために必要です。銅は牡蠣やごま、豆類などに多く含まれています。

4)L-システイン、L-シスチン

アミノ酸の一種である、L-システインやL-シスチンは髪の毛の成分であるケラチンを作るためには必須で、髪の成長を促す作用があるとされています。牛肉や鮭、卵、大豆などに多く含まれています。

5)アスタキサンチン、βカロテン、リコピン

アスタキサンチンやβカロテン、リコピンは抗酸化作用がある栄養素で、毛母細胞の分裂を促して頭皮の環境を整える、美髪のために大切な栄養素です。鮭や甲殻類、ニンジンやトマト、パプリカなどに多く含まれています。

6)フコイダン

フコイダンとは食物繊維の一種で、育毛効果や保湿効果があるとされています。昆布やわかめ、もずくなどに含まれるネバネバ成分のことです。

7)イソフラボン

女性ホルモンの一種である卵胞ホルモン「エストロゲン」は、減少することによって抜け毛の原因となります。イソフラボンを摂取することでエストロゲンの分泌を促すことができるため、多く含まれる大豆製品や豆乳などを積極的に摂取しましょう。

8)食物繊維、乳酸菌

髪の毛をきれいに育てるためには、腸内環境を整えることも大切です。一見関係ないように思えますが、口から摂取した栄養は消化され腸から吸収されます。腸から吸収された栄養素が皮膚や髪の毛になるので、腸の環境が整えられていないと十分に栄養が吸収されません。そのため、腸内環境を整える食物繊維や乳酸菌を含む食材を摂取するようにしましょう。食物繊維は、野菜や海藻類などに多く含まれています。

逆に避けたほうが良いとされる食事は、脂っぽい食品です。揚げ物やジャンクフードなどの脂質が多い食事を摂りすぎると、頭皮の皮脂の分泌が活発になり、皮脂汚れがひどくなったり、オイリー肌になったり、髪の質も低下してしまいます。

また、ファストフードやお惣菜など、食品添加物が多く含まれる食材もなるべく避けるようにしましょう。食品添加物が多く含まれる食材は食べすぎると消化しきれずに腸にたまってしまって腐敗してしまい、腸内環境を悪化させると言われています。

髪をきれいにのばす方法のまとめ

まとめ

私たちが普段髪の毛として認識しているのは、毛幹と呼ばれるもので、この毛管は死んでしまった細胞によるものです。そのため、一旦傷んでしまった髪の毛をきれいに戻すことはできません。重要であるのは、毛幹の根元にある頭皮と毛根部分です。この頭皮のケアを十分にすることで、健康的な髪の毛が作られます。また、身体の外側からのケアだけではなく、内側からのケアも非常に重要です。

良質な睡眠をとったり、適度な運動をすることはきれいな髪を育てるだけでなく、健康的な生活を送る上で大切なことです。そして、内側からのケアで重要であるのはバランスの良い食事を摂取することです。髪の元になるタンパク質を摂取するのはもちろんのこと、タンパク質を身体の中に取り込むために必要な栄養素など、さまざまな栄養素をバランスよく摂取する必要があります。

近年ではファストフードやジャンクフードなどが気軽に食べられて人気ですが、これらの食事は髪のためにあまりよいものとは言えません。3食バランスの良い食事を作ることはなかなか難しいという方は、3食のうち1食でもバランスがとれた食事を摂取することをまずは意識してみるとよいでしょう。

まごころ弁当では、日替わりでバランスのとれた食事を宅配で提供することができます。きれいな髪の毛を手に入れるためには、外側からのケアと内側からのケアをしっかりと行いましょう。そして、バランスの取れた食事を摂取することで髪の毛も身体自体も健康を手に入れましょう。

この記事の作成者:T.O(看護師)
この記事の提供元:シルバーライフ

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