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介護疲れを軽減する方法|大切な心がけから役立つサービスまで紹介

作成日:2019年6月24日

介護疲れを軽減する方法|大切な心がけから役立つサービスまで紹介

在宅で家族の介護をしている場合、休みもなく心身ともに負担がかかります。負担がさらに大きくなると介護疲れの原因になり、介護をされている方が倒れてしまうケースもあります。

この記事では、介護疲れの原因や、介護疲れから起こりうる問題を解説、さらに介護疲れの軽減に役立つさまざまなサービスを紹介しています。今、介護の疲れを強く感じている方は、これからも元気に介護を続けていくためにぜひ参考にしてみてください。

介護疲れを感じる方は多い

家族の介護は、予告なしに始まることがほとんどです。家族を介護する方は、介護に対する心構えができていないまま介護生活に入るため、スタートから大きな精神的負担を抱えることになります。

さらに介護を機に離職する方や、近所や親類など誰も頼れない中で介護を行う方も珍しくありません。家族の介護をきっかけに、社会との交流機会が薄れる方も多く、孤独を感じやすくなります。精神的負担に孤独感が相まることが介護疲れを感じる原因といえます。

介護疲れの原因

介護疲れにはいろいろな原因があります。予防するためにも、これらをよく知っておきましょう。

身体的な負担

家族介護においては、介護者が自身の体を使って介護をするシーンも多くあります。着替えや入浴、トイレなど日常的な生活介助や、散歩や通院などの外出介助の機会が多いため、介護者の腰やひざなどに大きな負担がかかります。

さらに、夜中にもトイレの介助やおむつ交換などで起きる機会が多くなり、慢性的な睡眠不足になる介護者も多くいらっしゃいます。疲労を感じても十分な休養を取れないため、どんどん身体的な負担がたまり、介護疲れにつながります。

精神的な負担

介護者は、介護を機に多くの医療関係者や介護スタッフと関わるようになります。もしも人間的に相性の合わない方がいる場合、人付き合いに対してストレスを感じるようになるでしょう。

介護を機に孤独感や、ほかの親族が非協力なことに対するいらだちを感じることもあります。周囲の方との人間関係のストレスに加えて、要介護者に対しても大きなストレスを感じます。まれにストレスを要介護者にぶつけてしまい、自己嫌悪に陥るなど精神的な負担も多くのしかかってしまうのです。

経済的な負担

介護には訪問介護のサービス費用に加えて、介護食や防水シート、おむつなど介護用品の費用がかかります。これらは介護保険の支給限度額では賄えないこともあります。

さらに、介護を機に離職した場合は収入が途絶えてしまい、要介護者の年金や今までの貯蓄に頼る生活になります。今現在は何とか生活は送れていても、将来に対する不安を感じる介護者も多くなっています。経済的な負担からできるだけ費用をおさえようと考え、介護者自身が無理をしてしまうことも多いでしょう。

認知症介護は特に負担が大きい

介護者にかかる負担は、要介護者の症状が重ければ重いほど大きくなる傾向にあります。特に、徘徊や暴力、暴言などの行動も伴う認知症の方の介護は、より多くの精神的、肉体的、経済的な負担が介護者にのしかかることになります。

認知症介護の場合、昼夜を問わず要介護者の対応をしなければいけないため、慢性的な睡眠不足状態になります。さらに、認知症の方に介護者ひとりで対応できる範囲を大きく超えてしまい、結果介護疲れがたまっていってしまうのです。

介護疲れから起こりうる問題とは

介護疲れをそのままにしておくと、重大な3つの問題に発展する恐れがあります。

介護離職

介護と仕事との両立が難しくなった場合、仕事を辞める「介護離職」に発展します。介護離職をすると収入が途絶える、今までのキャリアが途切れるなど経済的な負担と将来への不安をかかえることになります。

介護うつ

介護の強いストレスが蓄積するほか、元々責任感や家族を思う気持ちが強い方は「介護うつ」に発展することがあります。うつの原因である介護から離れることも難しいため、どんどんうつが悪化してしまう悪循環にも陥ります。

介護殺人

介護離職によって将来を悲観したり、介護うつの状態が悪化したりすると、最悪の場合に要介護者に手をかけてしまう可能性もないとはいえません。ほかにも介護者本人が自殺してしまうケースなどもあります。

介護疲れの軽減に役立つサービス

ここまで、介護疲れをそのままにしておくと、重大な問題に発展するリスクがあることをあげてきました。次に、介護者の負担を減らすのに役立つサービスを紹介します。

高齢者支援サービスを使う

介護疲れの軽減には高齢者支援サービスの利用が有効です。高齢者支援サービスには、自治体の行政サービス、介護保険適用のサービス、介護保険外のサービスがあります。それぞれの特徴や利用方法について見てみましょう。

行政サービス

多くの自治体が、独自の高齢者支援サービスを行っています。介護用品の費用に対して一部助成を受けられるサービスや、寝具の洗濯サービスなど、介護者の負担軽減を目的としたものもあります。住んでいる自治体によって提供しているサービスや助成は異なりますので、自治体の公式サイトや、地域包括支援センターなどで行政サービスの内容を確認してみましょう。

また、国の制度でも、介護に関する経済的負担を軽減する制度二つあります。一つ目は「高額介護サービス費制度」で、介護サービス利用時の一割負担額が1ヶ月あたり一定の金額を超えた場合、申請すると戻ってきます。二つ目は「高額医療合算介護サービス費制度」で、1年間にかかった医療保険と介護保険の自己負担額の合計が一定額を超えたときに、超えた金額が支給されます。介護費用が高額になる場合はこれらの制度が活用ができるので覚えておきましょう。

介護保険適用のサービス

介護保険適応のサービスには、以下のものがあります。

訪問介護ヘルパーが自宅を訪問し、日常的な介助を介護者に代わって行うサービス
訪問入浴介護ヘルパーが浴槽を自宅に持ち込んで、入浴の介助を介護者に代わって行うサービス
デイサービス要介護者の自立支援や介護者の負担軽減目的でデイケアセンターなどに日帰り通所して介護やレクリエーションを受けるサービス
ショートステイ介護者のリフレッシュ目的でも利用できる、介護施設などに宿泊するサービス

介護保険適応のサービスは、サービスの幅が広く種類も豊富にあります。どのサービスを利用するのが有効かは、介護者や要介護者、世帯の状況によって異なります。たとえば、身体的な負担を軽減したいと思うなら生活介助を変わる訪問介護が有効になりますし、少しだけでも介護から離れて十分な休息を取りたいと思うのであれば、ショートステイを利用するとよいでしょう。

ケアマネージャーに相談すると、公的介護保険の支給限度額を踏まえて、必要な介護サービスを組み、利用の依頼もしてもらえます。まず、自身が介護に関してどのようなことで困っているか、何に対して負担を感じているかを気負わずケアマネージャーに相談してみましょう。

介護保険外のサービス

公的支援である介護保険適応サービス以外でも、介護支援サービスは豊富にあります。その一例が以下になります。

・ヘルパーによる生活援助
・ボランティアの利用
・配食サービス

ホームヘルパーがいろいろな生活援助をするサービスを提供している事業者もいます。掃除や炊事などの家事代行、旅行や通院などの付き添いなどです。訓練を受けたボランティアの方による、見守りや付き添い代行のサービスもあります。ボランティアのため、費用面での負担が少なく利用できます。

介護者の食事作りの負担を軽減するための配食サービスもあります。たとえば、高齢者向け配食サービスの「まごころ弁当」は、普通食・カロリー調整・たんぱく調整・ムース食・やわらか食の5種類のお弁当を用意しています。日替わりで毎日の宅配から、一食だけの注文までライフスタイルに合わせての利用が可能です。

介護施設へ入居する

介護者の介護疲れがピークに達しているような場合は、各高齢者サービスを利用しても一時的な負担軽減にしかならない可能性があります。その場合は、介護者の負担軽減を優先して、有料老人ホームや介護施設への入居も検討しましょう。

ご家族である要介護者の方を施設に入居させることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。けれども、状況によっては介護施設に入居した方が介護者、要介護者双方にとってよい場合もあります。

たとえば、介護者のストレスや疲れを要介護者が感じ、自分自身が家族に負担をかけていると自己嫌悪に陥り、不安定な状態になってしまうこともあります。この場合、施設に入居することで要介護者の状態が落ち着くこともあります。

介護疲れを軽減するための心がけ

高齢者サービスの上手な利用に加えて、介護者自身の心がけでも介護疲れは軽減できます。介護疲れをためないための、ふたつの心がけを紹介します。

相談できる相手に話す

介護疲れの原因のひとつに、孤独感があります。ひとりで介護を頑張らず、助けてくれる相手を見つけておきましょう。

近所の友人や親しい方、町内会の仲間や民生委員の方など、身近な方に困ったことがあれば、遠慮せずに助けを求めるのも大切です。ソーシャルワーカーやケアマネージャーは守秘義務があるため、どんなことでも気軽に相談できるでしょう。

一人で抱え込まない

介護者ひとりが介護の負担を抱えていると、介護疲れがたまる一方で要介護者と共倒れしてしまったり、介護うつになったりするリスクも高くなります。

介護をひとりで抱えず、複数で分担して行いましょう。もしも頼れる親族がいないなど、介護をひとりでやらざるを得ない場合は、公的支援のほか外部のサービスも利用し、自身の負担を少しでも軽くするのが重要です。

まとめ

介護者の身体にも精神にも大きな負担のかかる介護は、介護疲れを少しでも減らすための取り組みや心構えが重要です。できるだけ自分自身で介護をしたいと感じている方に、少しでも介護の負担を軽減できるサービスとしておすすめなのが配食サービスです。

毎日の介護食の用意の負担をサポートする「まごころ弁当」は、旬の食材も使用した見た目もうれしい高齢者の方のための配食サービスです。毎日日替わりでの注文から、一食のみ、限られた期間のみの配食も可能です。無料試食も行っているので、気軽に試してみましょう。

この記事の提供元:シルバーライフ

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