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作り置きや宅配弁当の利用で、介護で大事な食事を工夫

作り置きや宅配弁当の利用で、介護で大事な食事を工夫

一人暮らしの親御さんが軽度の認知症になった場合や、軽度の介護が必要になった場合、これまでと同じように自炊してもらうのはちょっと難しいかもしれません。

かと言って、車で10分くらいのところに住んでいれば、週に何度か料理を作って持って行ったり、家で作ったりすることで解決できそうに思いますが、これはこれで自分の家庭との両立になるので結構負担になることもあります。

また、作り置きして親御さんのお家の冷蔵庫へ入れておくとしても、ちゃんと温めて食べることができないときも出てきますので、やっぱり持って行くならすぐに食べられるようになっているのがベスト。

そこで今回は、介護で大事な食事と宅配弁当の利用法について紹介していきます。

介護で食事が大事な理由

介護をする上で意外に忘れがちなのが食事の大切さです。

というのも、私たちは普段、そんなに意識して食事をしているわけではありません。どちらかといって毎日の暮らしの中でパターン化されているような感覚で食事をしていることが多いと思います。

しかし、この「食べる」という行為は、人の健康やカラダ全身に様々な影響を与えています。

食べることの複雑さ

例えば、食事をするとき視覚を使っています。食べるものを目で確かめ、口へ運ぶ量を測り、食べやすい位置へ運び、食べやすい体制に整えています。

その後は、唇で取り込み、噛み、唇を閉じて飲み込む。そして飲み込むときには、瞬間的にですが呼吸を止め、気道を閉じて食べ物が食道へ進むようにしています。飲み込むことが終わると、気道が開き再び呼吸を行います。

このような複雑な動作を自動的に行うことで食事を行っています。

食べられない原因

しかし、何らかの原因によって食べ物がうまく噛めない、飲み込めないということが起こります。

この状態を「嚥下障害」と呼びます。嚥下障害が起こる原因は様々ですが、一般的には次のようなことが多いと言われています。

・脳梗塞や脳出血による神経の麻痺による後遺症
・加齢や体力低下による嚥下機能の低下
・認知症による運動障害

神経の麻痺による後遺症の場合は、リハビリによって徐々に改善することもありますが、嚥下機能の低下や認知症による原因の場合は、嚥下障害が徐々に進行することが多いようです。

誤嚥の危険性

嚥下障害が起こると、どのような危険があるのかを知っておきましょう。
まず、誰でも一度くらいは食べ物や飲み物が気道に入ってゲホゲホと「むせる」経験をしたことはないでしょうか。かなり苦しいですね。

あの状態が誤嚥で最も多い状態であり、高齢者や体力が低下している人にとっては危険性が高い状態なのです。
というのも、もし気道へ入った食べ物や飲み物が「むせる」ことで排出されなかったら、そのまま肺まで到達してしまいます。

そうすると、肺へ入った食べ物や飲み物に付着した細菌によって、肺で炎症が起こる可能性が高くなります。これを「肺炎」と呼びます。

また、食べ物や飲み物だけではなく、寝ている間に唾液を誤嚥してしまうと、同じように細菌によって肺炎を起こす可能性が出てきます。

肺炎は高熱などの症状が出ないこともあるため、症状を見逃してしまい気づいたときには入院が必要になっているということもあります。

食べられないとこんなことも

「誤嚥が怖いので食べない」ということはできません。それは食べられないとこんなことが起こるからです。

(1)低栄養

うまく噛めない。うまく飲み込めない。誤嚥が怖い。そんな理由で食べられない状態が続くと、本来なら体に必要な栄養素を摂取できていないまま暮らしていることになります。

特に加齢による筋肉量や筋力の低下は、寝たきりなどにつながりますので、筋肉に必要となる栄養素「タンパク質」はしっかりと食べておきたいところです。

また、低栄養は自分でも、家族でも見逃しやすい症状なので、定期的に体重を計っておくと安心です。生活の仕方や献立の内容が変わっていないのに体重が少しずつ落ちてきている場合は、実は食べられていない可能性があります。

(2)精神的なつらさ

食べられないことは、精神的につらくなりやすい状態です。どうして自分だけが食べられないのかという悩みは、本人にとってかなり深刻ですし疎外感を感じることで精神的につらくなる方もいらっしゃいます。

また、宅配弁当などを使って食事制限を行っている方の場合でも、どうして自分の好きなものを好きなだけ食べられないのか、そんな悩みを感じてイライラが続いているという人もいます。

(3)脱水

食べられない、ということは飲めないにもつながっています。そして飲めない状態が続くと、自然と水分補給をしなくなりますので脱水症状になっていることもあります。

のどが渇いていても、飲み込むことが難しいと「ちょっとガマンしよう」となりがちです。そうすると体の中では、水分不足が原因で血液の粘度が高くなり血液の流れがスムーズでなくなることもあります。

血液の流れがスムーズでなくなると、血管の中を詰まらせてしまうこともあり、脳梗塞や心筋梗塞の原因になることもあります。

食事は食べ物で栄養を取るだけではなく、水分補給も大切なポイントです。

介護される方にこんな症状はありませんか?

それでは介護される方の症状をチェックしてみましょう。こんな症状があれば食事に対して注意が必要です。

(1)食べ物をよくこぼす
(2)涎を垂らしていることが多い
(3)食べ物やお薬が口の中に残ることがある
(4)食べたとき、飲んだときに咳込むことがある
(5)食後に咳をすることが増えた
(6)食事に時間がかかるようになった
(7)お茶や水を飲んでむせることがある

個人差がありますが、こういった症状が気になるようであれば、嚥下障害の可能性がありますので、主治医に相談してみることが必要です。また、食べやすい食事に関しても検討するタイミングになっています。

介護の食事をスムーズにすすめる

介護の食事をスムーズにすすめ、いつまでも健康に体が動くようにするためには、次のような予防や工夫を知っておくと良いでしょう。

脱水予防

高齢者は体に持っている水分が少ないです。そのため脱水状態になりやすいので、こまめな水分補給が大切です。

軽度の認知症の方の場合は、わかりやすいメッセージを添えて、定期的な水分補給を促しましょう。

嚥下障害をお持ちの方の場合は、普通に水やお茶を飲むことが難しいため、とろみをつけた飲み物を用意しておくと安心です。

普段は水やお茶の代わりにゼリーなどで水分補給するという方法もあります。

低栄養予防

自炊するのが難しい。食べたくない。飲み込みにくいから。そんな理由で食事の量が減少する方もいらっしゃいます。でも、そういった状態が続くと体に必要な栄養素が摂取できていませんので、体力低下、筋力低下が起こってきます。

そうすると動くことが億劫に感じ、噛む、飲み込むという動作に必要な筋力も低下し、より低栄養になってしまうこともあります。

体調や体格によって必要な栄養分は違いますから、主治医に確認した上でバランス良く食べられる工夫をしておきましょう。

例えば、作り置きというのも方法ですし、配食という方法もあります。

のみこみやすさの工夫

食事を楽しんでもらうためには、本人にとって飲み込みやすいことが大切です。

体の状態に合わせた「やわらかさ」を見つけることで改善することができるでしょう。

「やわらかさ」の基準としては「ユニバーサルデザインフード」の区分表がありますので、参考にしてもらうと自分で調理されるときや、宅配弁当を選ばれるときに迷うことがなくなります。

「ユニバーサルデザインフード」の選び方(区分表)

区分容易にかめる歯ぐきでつぶせる舌でつぶせるかまなくてよい
かむ力の目安かたいものや大きいものはやや食べづらいかたいものや大きいものは食べづらい細かくてやわらかければ食べられる固形物は小さくても食べづらい
飲み込む力の目安普通に飲み込めるものによっては飲み込みづらいことがある水やお茶が飲み込みづらいことがある水やお茶が飲み込みづらい
かたさの目安ごはんごはん~やわらかごはんやわらかごはん~全がゆ全がゆペーストがゆ
さかな焼き魚煮魚魚のほぐし煮(とろみあんかけ)白身魚のうらごし
たまご厚焼き卵だし巻き卵スクランブルエッグやわらかい茶わん蒸し(具なし)

出典:日本介護食品協議会
URL:https://www.udf.jp/outline/udf.html

五感も大切なことを理解しよう

食事は、見た目、香り、味、温度、こういったことも大切です。
そのため、作り置きばかりでは食事を楽しめないこともあります。出来立てが一番ですが、無理なタイミングもありますので、できるだけ出来立てのように感じてもらえる「宅配弁当」などは、五感を刺激して楽しんでいただけると思います。

私たち「まごころ弁当」では、原材料からこだわり栄養バランスを考えた宅配弁当をご用意いたしております。今なら無料試食キャンペーン中ですのでお気軽に試していただくことができます。

介護で検討!宅配弁当の利用法

介護の食事には、栄養や安全を考えた献立が大切なのです。しかし、こういったことを毎日続けることは大変です。また、近くに住んでいるからと週に何度も料理を届けるのも負担が増えていきます。

でも、宅配弁当を利用するなら、次のような介護食に必要なポイントが簡単に解決できるのです。

高齢者の食事に対応

先ほどから出てきていますが、噛みやすい硬さ、飲み込みやすいとろみ。こういった部分にも対応しています。

この2つは、食べやすくなるという理由もありますが、誤嚥を防ぐための安全も含んでいます。

最近の宅配弁当は、食べ物の大きさも一口大になっていることが多いですし、色や形なども「目で楽しめる」ようになっています。

生活習慣病の予防にも

1食分の中に必要な栄養分がバランス良く入っています。また、糖尿病や腎臓病、高血圧など、症状によって制限しないといけない成分を低くしたお弁当もあります。

ひとつ一つの食材の成分を確認し、調理するときに計量スプーンできちんと計って計算し、薄すぎる味付けにならないように毎食工夫する必要がありません。自分の体調や症状にあった

・カロリー
・塩分
・タンパク質

などが設定されたお弁当を選ぶだけで、届けば安心して食べられます。

介護する人に余裕を

宅配弁当を利用していただくと、なんと言っても介護する人の毎日に余裕ができてきます。

食事の準備は下ごしらえから調理、あと片づけまで考えるとかなりの時間と手間を必要とします。これが週のうち2日3日なら続けられるかもしれませんが、仕事をしながらとか、毎日となるとストレスがたまってもおかしくありません。

介護はいつ終わるかわからないことですから、イライラや負担を軽くすることを考えないと、続けることが難しくなります。

このような理由からも、介護する人には「宅配弁当」の利用を検討してもらいたいと思います。

介護される人においしさを

介護される人にとっても宅配弁当はメリットがあります。

まず、栄養バランスが整っていますので、安心して食べることができます。そして、噛みやすさや飲み込みやすさによって食事を楽しむこともできるでしょう。

さらに、飽きにくい献立や季節を感じることができる献立は、毎日の生活に彩りを添えてくれるはず。

素材の食感や香りなど味わいにもこだわったお弁当なので、作り置きとは違ったおいしさを実感していただけることでしょう。

作り置きと宅配弁当まとめ

介護の食事は大切な要素です。食事ができなくなると健康にも影響しますし、暮らしに対する気持ちにも影響します。

特に低栄養や誤嚥は健康と直結した問題になりがちなので、きちんと食事を取り、栄養バランスを考えることが重要です。

今回の内容を参考にしていただき、自分で調理する日と宅配弁当を利用する日を考え、介護の負担を少しでも軽減しながら、お互いに健康な体で暮らしていただきたいと思います。

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