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ガセリ菌の健康効果について

作成日:2022年12月10日

ガセリ菌の健康効果について

ガセリ菌は乳酸菌の一種で、正式名称は「グラム陽性桿菌のラクトバチルス属ガセリ菌」といいます。

いわゆる腸内細菌の善玉菌であり、日本人の腸内から検出されることが多い乳酸菌のひとつです。

腸内環境を整える効果が期待できますが、その他にも人の健康に役立つ働きが解明されています。

ガセリ菌について

ガセリ菌は酸素の有無にかかわらず育ち、食品で摂取しても腸まで届いて長くとどまることができるといわれています。

ガセリ菌と呼ばれる乳酸菌にはいくつかの種類がありますが、現在ヨーグルトなどの食品として一般的になっている主なものは「ラクトバチルス・ガセリSBT2055株」と「ラクトバチルス・ガセリCP2305株」です。

ヨーグルト以外にも、ピクルスやキムチ、ザワークラウトなどの発酵食品にも含まれています。

〇 ラクトバチルス・ガセリSBT2055株(ガセリ菌SP株)

ラクトバチルス・ガセリSBT2055株は通称「ガセリ菌SP株」と呼ばれ、脂肪の吸収を抑制して内臓脂肪の減少を助ける効果が期待されています。

〇 ラクトバチルス・ガセリCP2305株(プレミアガセリ菌)

ラクトバチルス・ガセリCP2305株は通称「プレミアガセリ菌CP2305」と呼ばれ、脳腸相関の仕組みを介した働きが期待されている菌株です。

ガセリ菌SP株の効果

ガセリ菌SP株は人の小腸に多く存在するといわれています。

経口でガセリ菌SP株を1日1回7日間摂取した後、90日を経過しても約半数の人の便中からガセリ菌SP株の生菌が検出されたという実験結果があり、生きたまま腸に届いて腸管内に定住することが確認されています。

〇 インフルエンザの重症化抑制作用

ガセリ菌SP株の摂取により、健康な成人がインフルエンザ予防接種後にインフルエンザウイルスに対する抗体産生が促進されることと、免疫の指標であるNK細胞の活性が向上することが確認されています。

これはガセリ菌SP株の摂取によって、獲得免疫系と自然免疫系の両方を増強することで生体防御機能を高めているといえます。

獲得免疫系とは、体内に入った異物を記憶してその攻撃方法を習得する免疫システムのことです。

ワクチン接種などの方法によって免疫力をアップすることができるのです。

自然免疫系とは、異物に直ちに反応するために体に先天的に備わっている免疫システムのことです。

ガセリ菌SP株の摂取によって、この両方の免疫システムが向上したと考えられています。

その仕組みは、経口で摂取したガセリ菌SP株が腸管内で作用し、抗ウイルス作用を持つ物質が血液中に放出され、肺の組織においてウイルスの増殖を抑えるという、腸から肺への防御メカニズムによると考えられています。

〇 酸化ストレスの低減による寿命延長作用

ガセリ菌SP株は線虫を用いた寿命延長作用のメカニズムを解析する実験で、酸化ストレスに対する抵抗性を向上させることがわかりました。

線虫は体長約1㎜、寿命約3週間の動物で、動物の基本的な構造を有し全ゲノム配列が解読されていることから多くの研究分野で使用されています。

酸化ストレスとは体内で酸化と抗酸化のバランスが崩れて酸化に傾くことで生じるストレスで、生活習慣病や老化を促進させることが知られています。

ガセリ菌SP株の効果によって酸化ストレスが低減し、寿命の延長につながる可能性があるといえるでしょう。

〇 内臓脂肪減少効果

BMI値が25~30㎏/㎡、内臓脂肪面積が80㎠以上の20~65歳の人を対象に、ガセリ菌SP株入りヨーグルトとガセリ菌SP株を含まないプラセボヨーグルトを1日1個(100g)12週間摂取したところ、ガセリ菌SP株を含むヨーグルトを摂取したグループは有意に内臓脂肪面積の減少があったという実験結果が得られています。

これはガセリ菌SP株が脂肪の吸収を抑制する効果があるためと考えられており、肥満傾向で内臓脂肪の多い人の生活習慣病の予防効果が期待されます。

そのメカニズムは、体内に取り入れられた脂質が脂肪酸に分解、吸収されるのを抑制することと、腸管バリア機能を保護し炎症物質の流入を抑制することで、脂肪の蓄積と内臓脂肪の炎症を抑制して肥満を防止すると考えられています。

プレミアガセリ菌CP2305とは?

プレミアガセリ菌CP2305は、従来の乳酸菌よりも腸に馴染むという特徴があります。

そのため腸内細菌の構成メンバーとなりやすく、善玉菌を増殖しながら腸内環境を整えるだけではなく、腸管にも刺激を与えて脳腸相関を通じて生体機能を正常に保つ効果が期待されています。

〇 整腸作用

便秘傾向がある人と下痢傾向がある人の両方で、プレミアガセリ菌CP2305を含む清涼飲料と含まないプラセボ清涼飲料を1日1本3週間摂取して排便状況を調べたところ、便秘傾向のある人と下痢傾向のある人の両方に便性状に変化があり、便秘・下痢の両方に改善効果があることが確認されました。

腸内腐敗物質の減少や善玉菌の増加によって腸内環境を改善すると考えられています。

〇 殺菌しても効果が変わらない

マウスの実験で、生きたプレミアガセリ菌CP2305を与えた場合と、殺菌したプレミアガセリ菌CP2305を与えた場合、何も与えなかった場合での便の状態を調べたところ、プレミアガセリ菌CP2305を与えたマウスでは、生菌、殺菌ともに便性に改善がありました。

このことからプレミアガセリ菌CP2305の効果は殺菌しても失われないことが確認されました。

この作用のメカニズムはまだ解明されておらず、研究が続けられていますが、プレミアガセリ菌CP2305が直接人の腸壁に接触すると、腸がその刺激を受けてよい反応を示していると考えられています。

あえて加熱殺菌して菌の変化を止めることで温度やその他の環境の影響を受けにくく、長期保存や常温保存も可能となり、食品やサプリメントなどに広く応用される可能性があります。

〇 ストレス緩和・安眠効果

過剰なストレスを受けやすく、不安感や不眠などの症状を感じている医学生を対象に、プレミアガセリ菌CP2305を含む発酵乳と含まない発酵乳を2か月間摂取後、心の状態についてのアンケートをとりました。

その結果、不安感や不眠についての回答に改善があったことが確認されました。

〇 プレミアガセリ菌CP2305と脳腸相関

近年の研究でプレミアガセリ菌CP2305の整腸効果やリラックス効果、安眠効果は脳腸相関の考えに基づいていることが、さまざまな研究結果のデータによって説明できるようになっています。

ストレスを自覚する成人を対象にプレミアガセリ菌CP2305の菌末を3週間摂取し、その前後で脳の基底核の血流を測定したところ、プレミアガセリ菌CP2305摂取後ではストレス応答や自律神経活動にかかわる部分の血流が抑制されていました。

同様に、大脳の睡眠や行動を支配すると考えられている領域の血流量が優位に抑制されていることが判明し、プレミアガセリ菌CP2305の摂取によってストレスが軽減し、行動が穏やかとなって睡眠状況にも改善がみられたと考えられます。

同様に、ストレスを感じていると自覚のある人がプレミアガセリ菌を4週間摂取した場合と、摂取しなかった場合の比較では、脳の血流量の変化を調べる試験では、脳の一部の血流が抑制されており、ストレス感受性が低下していることが確認されました。

さらに脳からの指令によってストレスホルモンの分泌量が低下していることもわかっており、ストレスを軽減する効果が期待されています。

これらの結果はプレミアガセリ菌CP2305が脳にも影響を与えていることがわかるデータであるといえます。

脳腸相関とは?

脳と腸は自律神経、内分泌系、免疫系の3つの情報伝達系を介して、お互いに影響しあっています。

この脳から腸への双方向的な関連を「脳腸相関(腸脳相関ということもある)」といいます。

例えば人も、強いストレスを感じるとお腹が痛くなり、便意を感じることがあります。反対に腸に病原菌が感染すると脳で感じる不安感が増大するといわれます。

最近は腸内常在菌と中枢神経機能との関連も注目されていて、腸内細菌と脳、腸の相互作用に着目した考え方も研究されています。

腸内細菌の中で、神経伝達物質であるγアミノ酸(GABA)を産生する菌があることが確認されていて、この菌が少ない子供は行動の異常や自閉症のリスクが高いと考えられています。

反対に自閉症の子供に対して、腸内環境を整える治療も試験的に行われているそうです。

〇 セロトニンと腸内細菌

リラックスや安心感、幸福感などに関係するといわれるセロトニンという神経伝達物質は、そのほとんどが腸に存在することがわかっています。

食事から摂った必須アミノ酸から、腸内細菌の働きでセロトニンのもとになる物質が作られます。

それが脳に届いてセロトニンとなり、安心感や幸福感などの感情が生まれると考えられています。

そのため腸内環境が整っていれば十分なセロトニンのもとになる物質が脳へ送られて、セロトニンが増えることで精神状態が安定するといえます。

反対に腸内環境が悪いとセロトニンが不足してイライラや不安感の原因となることがあります。

〇 短鎖脂肪酸と腸内細菌

短鎖脂肪酸は脂肪酸の一種で、ビフィズス菌などの腸内細菌が作り出す物質です。短鎖脂肪酸の働きのひとつに殺菌作用があります。

また腸内を適切な酸性度に保つことで、善玉菌の働きを助けます。もうひとつの重要な働きに、腸管バリア機能の向上があります。

人は口や鼻の呼吸器から常にウイルスや細菌が入り込んでいます。

それでもすぐに感染、発症しないのは、腸の粘膜が病原体の侵入を防ぐバリア機能があるためです。短鎖脂肪酸にはこの腸管バリア機能を高める効果があります。

〇 腸内フローラ

腸内細菌は似ている種類の細菌同士がグループとなって腸壁に存在し、人の健康にいろいろな働きをしています。

腸内細菌が集まって存在しているその様子を花畑にたとえて腸内フローラと呼びますが、その腸内フローラを形成している腸内細菌の種類やバランスは、完全に一致する人はいないといわれるほど個人差が大きく、生活環境や食生活、運動習慣などの影響を受けて日々変化しています。

腸内細菌の総重量は1.5㎏といわれ、腸内細菌は大きく、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3つに分けられます。

善玉菌と悪玉菌は常に勢力争いをしながら共存していて、日和見菌はそのときに優勢な方の味方となって働くといわれます。

腸内細菌の理想的なバランスは、善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1といわれています。

腸内細菌のバランスは、年齢によっても変化します。母体の中にいる赤ちゃんの腸内は無菌状態ですが、出産と同時に無数の細菌にさらされます。

その細菌の種類は自然分娩と帝王切開では異なりますし、母乳か人工乳かでも異なります。さらに母乳の場合は、母体の状態によっても異なります。

生まれて3~4時間後には赤ちゃんの腸内にも大腸菌があらわれ、生後3日目くらいからビフィズス菌が増殖していきます。

離乳食が始まると、徐々に大人と同様な構成になります。高齢になるとウェルシュ菌などの悪玉菌が増殖するため、腸内細菌のバランスが悪くなる傾向があります。

〇 腸は第二の脳

小腸と大腸からなる腸の主な働きは消化、吸収、排泄です。

これまでは、腸の働きも脳の指令のもとに統制されていると考えられていましたが、腸は約1億もの神経細胞を持ち、脳からの指令がなくても独自の判断で動くことができることがわかっています。

脳腸相関と疾患

脳と腸は双方向で調節機序を形成していることから、いろいろな疾患とも関係していることがわかっています。

これにより、腸内環境からさまざまな疾患の改善や治療へのアプローチも研究されています。

〇 機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアは、器質的疾患がないにもかかわらず、心窩部痛や胃もたれなどの消化器症状を生じるものです。

機能性ディスペプシアを含む機能性消化管障害では視床下部から下垂体を経由して副腎皮質系の反応に異常をきたしていることが報告されており、脳と消化管の間での自律神経系や内分泌系の双方向の調節機序に異常があると考えられます。

機能性ディスペプシアの症状がある人は、健康な人と比較すると不安スコアが有意に高い傾向があり、心理的な要因が症状に影響を及ぼしている可能性が示唆されています。

〇 肥満症

肥満症は食事や運動の習慣、そのほかの生活習慣などの環境要因と、遺伝的な要因などが複雑に絡み合って発症します。

肥満症の発症要因はさまざまですが、日々の食事の内容が腸内細菌叢の多様性や、ひとりひとりに特徴のある常在菌の形成に影響を与える環境要因の一つと考えられています。

2006年にアメリカで腸内細菌叢の変化と肥満発症との関連が示唆されてから、腸内細菌叢の破綻と肥満症や糖尿病などの発症の関連性について、科学的にも証明されはじめています。

そして、肥満発症との関連が考えられるいくつかの菌については特定がされています。

また腸内細菌叢の同定や変動の他に腸内細菌由来の構成成分や腸内細菌の代謝産物が宿主の代謝機能に影響を及ぼすとして注目されています。

詳細についてはまだまだ解明されていないことも多いのですが、腸内細菌叢の多様性の維持が肥満症の予防や改善に役立つとして研究が進められています。

〇 うつ病

マウスを使った実験では、腸内細菌叢はストレス反応や行動特性を制御する因子のひとつであり、うつ病を発症させるような心理的ストレスによって腸内細菌叢に変化や異常がおこることがわかっています。

小腸には「パネート細胞」という細胞があり、「αディフェンシン」という抗菌ペプチドを小腸内腔に分泌し、自然免疫や腸内細菌との共生を担っています。

αディフェンシンは腸内細菌叢とその代謝物を調節することで、腸管の恒常性を保っていますが、心理的ストレスによって小腸のパネート細胞からαディフェンシンの分泌量が減少し腸内細菌叢とその代謝物の恒常性が乱れると考えられています。

腸内細菌と脳・精神機能の関連について研究は進められており、プロバイオティクスを精神保健や精神疾患の治療にも応用しようという動きもあります。

〇 発達障害

発達障害は先天的に脳の機能の低下が認められる疾患で、さまざまな症状がありますが、個人的または社会的に、学業や職業に障害を引き起こします。

近年の研究報告で、消化器症状は発達障害の特徴的な身体症状のひとつであることがわかっており、特に下痢と便秘の頻度が高くなっています。

腸内細菌のバランスをよい状態で安定化することは、発達障害の症状を軽減する可能性があるとして研究が勧められています。

〇 摂食障害

摂食障害は食欲のコントロールができなくなった結果、身体に異常をきたす心身症のひとつです。

神経性食欲不振症の人では腸内細菌叢に変化がおきていることがわかっており、腸内細菌の種の数が、健康な人に比べて減少しているといわれています。

その他の善玉菌とその働き

ガセリ菌の他にも善玉菌として人の腸内環境によい働きをする乳酸菌があります。

近年は整腸作用以外の乳酸菌の作用が注目されていて、人の健康管理に有効であるとしてヨーグルトや飲料、サプリメントなどに商品化もされています。

乳酸菌名期待される効果含まれている商品名(主なもの)
ガセリ菌SP株整腸作用
内臓脂肪の減少
恵ガセリ菌SP株ヨーグルト
プレミアガセリ菌CP整腸作用
ストレス緩和・安眠効果
届く強さの乳酸菌プレミアガセリ菌CP2305
LG21乳酸菌胃の中のピロリ菌を抑制する明治プロビオヨーグルトLG21
ビフィズス菌BB536 株

 

整腸作用
インフルエンザの発症予防
アレルギー症状の緩和
森永ビヒダスヨーグルト
森永ビフィズス菌末BB536
1073R-1乳酸菌

(R-1乳酸菌)

インフルエンザや風邪の予防明治プロビオヨーグルトR-1
L-92乳酸菌皮膚や通年性のアレルギー性鼻炎などの症状の緩和乳酸菌配合守る働く乳酸菌
L-92
カルピスアレルケア
乳酸菌シロタ株整腸作用
免疫力の調整
大腸がんのリスク低減
ヤクルト
ラブレ乳酸菌整腸作用
更年期症状の緩和
カゴメ ラブレ
植物性乳酸菌ラブレタブレット

雪印メグミルクのウェブサイトです。ヨーグルトについてのいろいろな知識が得られます。ご参照ください。
https://www.megumi-yg.com/enjoy/?know

ヨーグルトの効果的な食べ方

これらの乳酸菌を最も手軽に摂る方法のひとつはヨーグルトを食べることです。現在はスーパーなどでも実に多くの種類のヨーグルトが並んでいます。

どちらかというと味やフレーバーにこだわった、デザートとしての要素の強いものから、乳酸菌名やその機能性を大きく表示したものまで幅広い種類があります。

どれを選んだらよいのか迷ってしまいますが、中には特定保健用食品として認可されているものもあるので、トクホのマークも選ぶ基準のひとつになるといえます。

ヨーグルトから乳酸菌をより効果的に摂るには、いくつかのポイントがあります。

〇 食後に摂る

含まれている乳酸菌が生菌の場合は、空腹時に食べると胃酸の影響を受けやすいため食後がよいといわれます。

しかし乳酸菌の効果が全くなくなるわけではないので、食べる時間にこだわるよりも毎日食べ続けることの方が大切ともいえます。

さらに、ヨーグルトからは乳酸菌の他にカルシウムも摂取できます。カルシウムは夜に吸収率が高まることがわかっているため、夕食後に食べることで健康な骨のためにも効果的と考えられます。

〇 シンバイオティクス

シンバイオティクスとは、プロバイオティクスと呼ばれる乳酸菌などの体に良い菌と、プレバイオティクスと呼ばれる菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などを一緒に摂ることをいいます。

乳酸菌だけを摂るよりも、乳酸菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖と一緒に摂ることで、さらに乳酸菌の効果が高まると考えられます。

例えば、プロバイオティクスであるヨーグルトにプレバイオティクスであるバナナを加えて食べることで、シンバイオティクスの実践ができます。

〇 賞味期限にかかわらず、早めに食べる

ヨーグルトは発酵食品ですが、賞味期限にかかわらず新鮮なうちに食べましょう。

乳酸菌の種類によっては時間の経過によって菌数が減少することがありますし、保存環境が悪いと雑菌が繁殖してしまうこともあります。

ヨーグルトは冷蔵庫で保管し、取り分けるときは清潔なスプーンを使用しましょう。

ドアポケットなど振動が多く、温度変化の大きい場所での保存は避けましょう。

保存温度が高いと酸味が出るなど、味が変化する可能性があります。ヨーグルトはそのまま冷凍すると、解凍時に水分が出ておいしくありません。

冷凍保存は避け、冷蔵庫の吹き出し口に近い場所も避けましょう。

ヨーグルトの表面にある乳清またはホエーと呼ばれる水分には、タンパク質やビタミンB2などが含まれています。ヨーグルトと混ぜて一緒に食べましょう。

〇 まずは2週間続ける

乳酸菌の機能性が表示されているヨーグルトであってもヨーグルトは食品であり、乳酸菌の種類によっても効果には個人差があります。

まずはその商品が推奨する1日の摂取量を守って、2週間続けて食べてみましょう。

ガセリ菌についてのまとめ

ガセリ菌は日本人の腸内から検出されることが多い乳酸菌で、2種類それぞれに健康効果が期待できます。

ガセリ菌はヨーグルトや飲むヨーグルトとして商品化されています。効果的な食べ方にはいくつかのポイントがありますが、まずは続けて食べてみることが大切です。

近年、さまざまな乳酸菌の健康効果が解明されています。

それぞれに健康効果をうたったヨーグルトやサプリメントなどが商品化されており、手軽に摂取できるようになっています。

特にガセリ菌は脳腸相関による効果が特徴ですが、その効果を最大限に生かすには、土台となる毎日のバランスの良い食生活が欠かせません。

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この記事の作成者:S.M(管理栄養士)
この記事の提供元:シルバーライフ

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