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髪に良い食べ物や正しい髪のケア方法について詳しく解説!

作成日:2019年11月10日

髪に良い食べ物や正しい髪のケア方法について詳しく解説!

加齢により顔にしみやしわができていくように、髪も加齢の影響を受けています。髪が細くなったり、パサついていたりすると、実年齢より老けて見えてしまうことも。髪を美しく保つには、シャンプーやトリートメントなどのヘアケア用品だけでなく、食事や生活習慣にも気を付ける必要があります。ここでは、髪を美しく保つためのケア方法や食事について解説します。

髪が痛むのはなぜ?原因とは?

髪の外側にはキューティクルという層があり、外部の刺激から髪の内部の細胞を守り水分を保持する働きがあります。このキューティクルが整っていると髪は健康的でツヤがある状態になりますが、キューティクルが毛羽立ってしまったり剥がれ落ちてしまうと、髪はツヤや潤いを失ってパサつき、傷みやすくなってしまいます。

キューティクルが傷つく原因には、紫外線やパーマ・カラーリング剤、ホットカーラーやコテ・アイロンの使用などがあります。また、髪は加齢によっても傷みやすくなっていきます。頭皮が老化により水分を失うと、縮んで毛穴の形がいびつになります。毛穴の形がいびつになると髪が成長する過程でまっすぐ伸びずにうねり、チリチリとした髪になります。

また、髪を製造する機能が低下するため毛髪量は減り、栄養を吸収する力も低下するため製造された髪はやせ細り、保水力を失っていきます。さらに、加齢による影響で黒髪の素となるメラニンという色素が減ってしまったり、作られなくなったり、髪を作る毛母細胞まで色素を運ぶことができなくなったりすることで白髪となることが分かっています。

髪を美しく保つためのケア方法は?

シャンプーやリンス、トリートメントなどケア用品はもちろん大事ですが、髪の洗い方や乾かし方などに気を付けるだけでも髪は美しくなります。ここでは髪の正しいケア方法について説明します。

<髪を洗う>
髪を美しく保つためには毎日髪を洗うことが大切です。しかし、間違った方法で洗っていると、髪を傷めてしまう原因になります。まず、髪を濡らす前にブラッシングをすることで、汚れや髪の絡まりを取り除きます。次に髪を濡らし予備洗いをします。ポイントはシャワーヘッドを近づけてぬるま湯で1分以上かけて丁寧にもみ洗いすることです。

予備洗いのあとは髪の水気をしっかり切ります。水分が多すぎるとシャンプーの泡立ちが悪くなり、髪が摩擦で傷みやすくなってしまうためです。シャンプーは手のひらで泡立ててから頭皮を洗っていきます。髪表面の汚れだけでなく、臭いのもとである皮脂が分泌される頭皮をしっかり洗っていきます。

爪を立てると頭皮が傷つくため、指の腹でマッサージをするように洗いましょう。頭皮全体を優しく、しっかりと洗い終わったらすすぎ残しがないよう丁寧にすすぎます。

<髪を乾かす>
髪が濡れた状態だと、髪の表面を覆うキューティクルという層が剥がれやすくなり傷んでしまうため、自然乾燥はやめましょう。タオルで水気を拭き取ってから、ドライヤーをかけていきます。頭皮が生乾きの状態だと雑菌が繁殖し、臭いのもととなったり髪の成長を妨げるため、しっかり乾かしていきます。頭皮とドライヤーは20㎝程度離し一か所に集中して熱が当たらないよう注意します。

また、ドライヤーで乾かしているときにブラシで髪を梳かしすぎてしまうことでキューティクルが剥がれやすくなると言われているため、手ぐしで整えていきます。髪の乾かしすぎはオーバードライといってタンパク質が変性して傷んでしまうため、3割程度水気が残った状態で冷風に切り替えましょう。温風の後に冷風を当てることで鱗状となっているキューティクルが開いた状態から閉じるため、髪の乾燥を防ぎツヤが出ます。

<髪をブラッシングする>
髪をブラッシングすると頭皮が刺激を受けて血流が良くなり、髪の成長に必要な栄養が届きやすくなると言われています。また、頭皮から分泌される皮脂がブラッシングによって髪の毛先まで行き渡り、潤いとツヤが生まれます。ブラッシングで使うブラシはコームやロールブラシではなく、ブラッシング用のブラシを選びましょう。

髪に何もつけていない状態だと静電気によるダメージを受けてしまうため、オイルやヘアクリームなどを塗ってからブラッシングするとブラシ通りが滑らかになります。ブラッシングを始める時は頭頂からブラシを通すと髪が絡んで切れてしまうため、髪の毛先からほぐしていきましょう。

髪に良い食べ物、栄養素とは?

<髪に良い栄養素>

・タンパク質

髪を構成する成分の8~9割はケラチンというタンパク質でできています。このケラチンはシスチンなど18種類のアミノ酸によって作られており、体内で産生することができないため、食事から摂取する必要があります。タンパク質は筋肉や内臓などにも必要不可欠な栄養素であるため、食事から摂るタンパク質が不足している時には優先的に生命の維持に関わる組織に送られます。

生命維持に関わらない組織には必要十分量のタンパク質は届かないため、髪はツヤを失って痩せ細ってしまいます。また、タンパク質の不足は色素細胞の機能が低下し白髪が増える原因にもなります。

髪の構成成分

~良質なタンパク質を含む食材~
卵、大豆、牛肉、豚肉、鶏肉、魚、乳製品など

・ミネラル

タンパク質の吸収を高めるミネラルも美しい髪を保つために欠かせません。ミネラルもケラチン同様に体内で産生することができないため、食事から摂取する必要があります。特に亜鉛が不足すると髪を生み出す毛母細胞の分裂が衰えてしまうため、薄毛や脱毛の原因となります。他にも、ヘモグロビンの生成を補助して頭皮の血行を良くする鉄や、甲状腺ホルモンの合成を助けて健康な髪を作るヨウ素など様々な種類のミネラルを満遍なく摂取することが大切です。

~ミネラルが豊富な食材~
海藻、牡蛎、きのこ類、納豆など

・ビタミン

ビタミンはタンパク質の働きを助ける作用があります。ビタミンAは頭皮の新陳代謝を促進させて健康に保つ働きがあります。ビタミンEは毛細血管を拡張させて髪に必要な栄養を行き渡りやすくする働きがあります。ビタミンB群には血行を良くして頭皮の健康を維持したり、タンパク質を髪に変える働きがあります。ビタミンCはコラーゲンの生成を助けて髪を強く太くする働きがあります。

~ビタミンが豊富な食材~
野菜、果物、うなぎ、ナッツ類、肉類、卵など

髪に良い生活習慣とは?

・禁煙する

→たばこを吸うと身体中の血管が細くなってしまうため、髪に栄養が行き届かなくなってしまい、髪が細くなったり抜け落ちたりすることがあります。また、身体が興奮状態となり汗や皮脂が分泌されることにより毛穴が詰まりやすくなります。健やかな髪を育てるためにはたばこは吸わないようにしましょう。

・睡眠をしっかりとる

→髪の毛は成長ホルモンの影響を強く受けています。成長ホルモンは睡眠中に分泌され、特に夜10時から2時にかけて多くなります。睡眠中には細胞分裂が活性化し、頭皮のダメージの回復や新しい髪の生成が行われており、6時間以上眠ることが頭皮の再生などには必要とされています。規則正しい生活をして睡眠時間をしっかり確保しましょう。

・髪の紫外線対策をする

→紫外線に当たると髪のキューティクルは剥がれやすくなってしまいます。また、紫外線により頭皮も日焼けしてダメージを受けることがあります。頭皮がダメージを受けると乾燥したり白髪ができやすくなったり、抜け毛や薄毛の原因となってしまうことも。外に出る時は帽子や日傘を使い、髪に日光が当たらないようにしましょう。

健康で美しい髪についてまとめ

加齢による影響は肌や内臓だけでなく頭皮や髪にも及んでいます。髪にツヤやハリがないと見た目以上に老けて見えてしまうため、日々のケアを入念に行っていきましょう。健やかで美しい髪を保つためには髪の外側からのケアだけではなく、栄養バランスの良い食事を摂り、髪の内側からもケアしていくことが大切です。

まごころ弁当」では前日までのご注文で、自宅に栄養士が献立を考えたお弁当を届けます。一般の高齢者に向けたお弁当だけではなくカロリーや塩分、タンパク質などの制限が必要な方への対応や、摂食機能によって食事の形態を変更するなど、一人ひとりに合わせて届けてもらうことも可能です。今なら、2食まで無料で試すことができます。この機会に是非無料試食サービスをお試しください。

参考:村越紀之 『蛍光で見る毛髪の構造とダメージ』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/49/2/49_87/_pdf

この記事の作成者:A.N(看護師)
この記事の提供元:シルバーライフ

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