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【毎月更新!】 まごころコラム 最新記事一覧へ戻る

高齢者の一人暮らしで起こる問題とは?知っておきたいサポート方法も解説

かつては2世帯・3世帯同居が多かった日本ですが、近年は核家族化や少子高齢化が進んだことで、一人暮らしの高齢の方が増加しています。
一人暮らしをしている高齢の家族がいるが、さまざまな事情により同居が難しいという人も多いでしょう。

この記事では、一人暮らしの高齢の方が増加している理由や起こりやすいトラブル、その一人暮らしのサポート方法について解説しています。ぜひ参考にしてください。

高齢者の一人暮らしが増えている

現在の日本の高齢の方の割合と、一人暮らしの人口の推移を過去のデータをもとに解説していきます。

日本の高齢者の割合はどれくらい?

日本の現在の人口は2017年のデータによると、1億2,671万人となっています。
65歳以上の人口は3,515万人であり、この数値は総人口の27.7%を占めています。

これは高齢化率とも呼ばれる割合で、高齢者と言われる人口は今後も増加し、2065年には国民のおよそ2.6人に一人が、およそ3.9人に一人が75歳以上となる見通しが立っています。15~64歳の現役世代と呼ばれる人口の1.3人で、一人の高齢者を支える社会が到来しようとしています。
※参考:「平成30年版高齢社会白書」

一人暮らしをする高齢者人口の推移

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※参考:「平成30年版高齢社会白書」

65歳以上の一人暮らしの人数は、1980年には88万1千人でしたが、2015年には592万8千人と大幅に増えていることが分かります。65歳以上の一人暮らしの増加は止まらず、2040年には896万3千人にまで増えると予想されているのです。

一人暮らしをしている高齢の方は特に女性が多いと判明しており、2015年時点では男性は13.3%ですが、女性はおよそ倍の21.1%となっています。しかしこの割合は徐々に男女差が縮まると予想されており、2040年では男性が20.8%、女性が24.5%となる見通しです。男性も高齢になるにつれて、一人暮らしをすると予想されているのです。

高齢者が一人暮らしする理由とは?

高齢の方が一人暮らしをする理由にはどのようなものがあるでしょうか。
アンケート結果から判明した理由をご紹介します。

今の暮らしに満足している高齢者が多い

内閣府の調査によると、一人暮らしをしている高齢の方のうち、78.7%が「現在の自分の生活に満足している」と、さらに76.3%が「今のまま一人暮らしでよい」と回答しており、今の暮らしに満足している高齢の方が多いことがうかがい知れます。

また、76.3%が「退屈だとは感じていない」とも判明しており、比較的今の暮らしに充足感を覚えていることが分かります。
※参考:平成26年度 一人暮らし高齢者に関する意識調査結果

頼れる家族や知人がいない

先ほどの調査結果では「一人でよい」と感じている高齢の方が多いとありましたが、全員が「一人でよい」と感じながら一人暮らしをしているわけではありません。

内閣府の調査では、以下3つの項目に関して、「そのことでは頼りたいと思わない」または「あてはまる人はいない」と回答した人がおり、その割合について、このような結果が明らかになっています。

■病院への付き添いや、送り迎えなどを頼みたい相手……57.9%
■ふだんの買いものを頼みたい相手……66.1%
■健康や介護などについて相談したい相手……27.1%

この結果からは、頼れる家族や知人がいない高齢の方も多いと分かります。

※参考:平成26年度 一人暮らし高齢者に関する意識調査結果

高齢者の一人暮らしで生じやすい問題

高齢の方が一人暮らしをすることで生じやすい問題とはなんでしょうか。問題について解説します。

低栄養に陥る

一人暮らしをしている高齢な方は、一人で食事をするため寂しさを感じる孤食に陥りがちです。一人だと食事の内容や量に気を使わなくなり、食に対する意欲が低下してしまうのです。

それに加え、住まいの近隣に商業施設がない、足腰が悪くてなかなか買いものにいけないなどの理由もあり、一人暮らしの高齢の方は低栄養に陥りがちです。年寄りなので肉や魚を摂取せずともよいといった勘違いも低栄養に陥る要因です。

認知症が進行する

認知高齢者の人口は年々増加しており、いまや社会問題となっています。一人暮らしの高齢の方は頻繁に孤独を感じるシーンがあり、孤独を感じる人ほど認知症のリスクも高まってしまうのです。

同居人がいれば、認知症の可能性に気づけますが一人暮らしだとわかりません。もの忘れなども認知症の初期症状として挙げられますが、深刻さになかなか気がつかないことが多いのです。

詐欺などの犯罪被害に遭う

高齢の方が狙われるのは、振り込め詐欺だけではありません。悪質な手口で商品を売りつける悪質商法もそのひとつです。高齢の方から寄せられる国民生活センターへの被害相談件数は、年々増加傾向にあるといわれています。

トラブルは、電話でサービスを勧誘する販売、訪問による販売、インターネットでの通販が多くなっており、詐欺に遭いやすくなっています。その理由は、高齢の方の金銭、健康、孤独などの問題に関する不安を煽り、財産を狙いやすいからです。

生き甲斐の消失・老人性うつ病

高齢になると身体的・知能的な機能の低下を自覚するようになります。
定年退職によって社会的な地位や役割を失う、配偶者や兄弟、友人、知人の死といった体験が喪失感を与えるからです。

さらに高齢になると、体力的な面からも趣味に打ち込むことも難しくなってしまい、生き甲斐が消失したような気持ちになってしまうのです。これがきっかけとなって老人性うつ病を発症する高齢の方も増えており、うつ病有病率は13.5%という調査結果も出ています。

うつ病は、男性は40代が発症のピークですが、女性は30~70代まで発症のピークが続き、女性が発症しやすいことも判明しています。老人性うつ病は、身体的・精神的な症状から痴呆症と間違われやすく、発見や治療が遅れてしまうケースもあります。

孤独死の可能性も

高齢になると友人や知人との交流が減少し、外に出ることや他人との会話が煩わしく感じてしまい、家の中に引きこもるようになります。そして、体調が悪くなっても誰にも言わず、気づかれないまま一人で死を迎え、時間が経過してから遺体で発見されます。
このような高齢の方の孤独死は年々増加しており、東京では65歳以上の孤独死数は2003(平成15)年で1,441人、2012(平成24)年では2,727人でなっており、約10年間で2倍近く増えています。高齢の方の孤独死は避けられない問題なのです。

高齢者の一人暮らしを支える方法

一人暮らしの高齢の方を支えるには家族の努力では難しいため、民間のサービスや地域のサポート体制の利用も考えましょう。

食生活をサポートするサービスを利用する

たとえ症状が軽度であっても、認知機能の低下から食事が作れなくなったり、もの忘れによって食事に影響が出ることも考えられます。栄養に気を配ることもできなくるので、同じものを食べ続けたり、賞味期限が切れているとわからず食べてしまう場合もあるでしょう。

「まごころ弁当」は、原材料にこだわり抜き、ご高齢の方に向けた味付け、栄養バランスなどに配慮した美味しいお弁当を毎日、日替わり献立でお届けします。もちろん、1食だけのご注文も可能です。

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自治体のサービスを利用する

各自治体では、一人暮らしの高齢の方向けの支援サービスとして、「安否確認」「緊急通報システムの設置」「外出支援」「サロンの開催」「金銭管理」などでサポートしてします。また、介護保険を利用したサービスや、緊急通報装置のレンタル事業、徘徊高齢者などに向けた家族支援事業などの福祉サービスもあります。
サービスの詳細については、自治体の福祉関係の窓口に相談することをおすすめします。

地域包括支援センターに相談する

地域包括支援センターとは、地域に住む高齢の方をサポートするための公的な相談窓口です。センターにはケアマネージャー、社会福祉士、保健師などが常駐しており、介護、医療、保健福祉といったそれぞれの専門的な立場からサポートしています。
高齢の方にとって重要な介護サービスや保健福祉サービス、日常生活支援などを行っており、家族からの相談にも乗っています。地域包括支援センターは日本各地に4557ヶ所(平成26年度)ありますので、相談したい場合はお近くの地域包括支援センターに問い合わせしてみましょう。

見守りサービスを活用する

見守りサービスとは、民間の企業や団体の担当者が高齢の方の自宅を訪問する、IT技術を活用したセンサーで室内を監視するなどのサービスのことです。訪問タイプの見守りサービスでは、郵便局員や電気・水道の検針員などによる声かけで安全を見守るというものです。
警備会社などが展開する見守りサービスでは、センサーで室内を監視するだけでなく、連携する看護師に無料相談できるシステムも整えられています。このような見守りサービスは、介護保険が適用されず全額自己負担となります。しかし、異常が起きたときに早期発見できるというメリットがありますので、検討してみるのもよいでしょう。

成年後見制度を利用する

高齢になると判断能力が低下していき、悪質な業者に騙されて契約を結んだり金銭の管理が難しくなったりします。その場合は、成年後見制度を考えてみましょう。
成年後見制度とは、判断能力が低下した高齢の方の代理人として、財産の管理や契約の締結・取り消しをする制度です。信頼できる家族や友人がなる「任意後見制度」と、家庭裁判所が決める「成年後見制度」のふたつがあります。
一般人が務める任意後見人と司法書士や弁護士が務める成年後見人とでは、代行できることの範囲が大きく異なりますので、よく検討してから利用しましょう。

高齢者の一人暮らしの限界

本人が一人暮らしを希望していても、生活に不安や孤独を抱えている場合があります。どのようなサインが出たら、同居や施設への入居を検討すべきなのでしょうか。

・火を消し忘れたり、冷蔵庫がいっぱいになるほどものを買い込むようになった
・薬を飲み忘れるようになった
・家までの道が分からなくなり、迷ってしまった
・配偶者やペットを亡くした
・尿を失禁してしまうなどのトラブル

24時間見守れる制度やサービスは、現状用意されておらず、施設に入居するか同居するかでしか高齢の方を見守れません。こういったサインは生命に関わるものですから、見逃さないよう、まめに連絡を取りましょう
もしサインを感じたら、限界が来る前に同居や施設への入居を検討しましょう。

まとめ(高齢者の一人暮らし)

日本の高齢化社会は今後も進むと予想され、老人の一人暮らし化も増えること、それによって孤独死などの問題も起きています。
自治体や民間のサービスを利用して、見守りも必要になってくるでしょう。

不健康な食生活に陥りがちな高齢の方の一人暮らしを支え、日替わりで美味しいお弁当を届けてくれるサービスに「まごころ弁当」があります。原材料にこだわり、生活スタイルに合わせて注文できますので、まずはこちらの利用から始めてみてはいかがでしょうか。

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