ご希望のお弁当/食材の種類から探す
  • ご自宅のお弁当
  • オフィス向けのお弁当
  • 施設向けの食材
  • お子様向けのお弁当
【毎月更新!】 最新コラム 最新記事一覧へ戻る

糖尿病の食事管理に宅配と手作りごはん!

糖尿病の食事管理に宅配と手作りごはん!

糖尿病を患ってしまった方に必要な食事療法。何を置いてもまずは取り組みたい事項ではありますが、いざ、介護しているご家族に糖尿病食が必要になってしまった、となったとき、どうすれば良いのだろう、と不安になったり対応に苦慮したりすることがありますね。今回は糖尿病の食事療法を進める上で、宅配のお弁当と自炊を上手に活用する方法を見ていきましょう。

糖尿病と食事療法について

糖尿病における食事療法の目的

糖尿病を患うと、病院で摂取エネルギー量や糖質の制限について指導を受けます。これは、糖尿病の基礎的な治療方法で、食習慣の改善から血糖値を安定させることを目的としています。

この食事療法はやみくもなカロリー制限・糖質制限というわけではなく、病状によって制限の幅はあるものの、野菜や肉・魚類、炭水化物などの栄養のバランスが取れた正しい食習慣を身に付けることにも通じています。

食べ物にあふれる現代の日本で、この食事療法の基本的な考え方は糖尿病患者だけでなく、高脂血症や肥満などの生活習慣病が気になる方にもおすすめできるものなのです。

一日の適正摂取エネルギー量

計算には下記のような式を用います。
一日の適正摂取エネルギー量(kcal)=標準体重【身長(m)×身長(m)×22】×身体活動量※

※身体活動量
・軽労作(生活の大部分を座って静かに過ごしている):25~30(kcal/kg)
・普通の労作(座っている時間は長いが、通勤や買い物、家事、軽いスポーツなどを行っている):30~35(kcal/kg)
・重い労作(移動や立ち仕事、力仕事が多く活発な運動習慣がある):35~(kcal/kg)

一般的に、男性では1,600~2,000kcal、女性では1,400~1,800kcalが適正の範囲だと言われています。

食事をとるときのポイント

宅配のお弁当であれ、手作りごはんであれ、食べる際には下記のような約束事を守るだけで効果を上げるコツがあります。

・食事は野菜から食べる
・一口ごとに箸を置き、よく噛む。
・朝食、昼食、夕食を、時間を決めて食べ、規則正しい生活を送る。
・食材の品目を増やし、栄養バランスを取る。
・食事は腹八分目にとどめる。
・脂質と塩分は控えめに、食物繊維を意識して取る。
・できるだけ就寝3時間前までに食事をすませる。

ポイントとして多くの点が挙げられているように感じられますが、そのほとんどはちょっとした心がけでできることです。いきなりすべてを順守するのは難しいですが、少しずつ習慣化していけるとよいですね。

糖尿病の食事を管理するために

食品交換表を活用して食べたい料理を作る

食事療法をする上で一番難しく感じるのは、いざ料理を作る、という段になって食品を選ぶ時に、今手元にある食品それぞれの栄養価やカロリーがわかりにくい、ということからではないでしょうか?

そんな時に活用していただきたいのが、食品交換表です。病院で栄養指導を受けた際、参考になるレシピや食品交換表を受けとっておられることと思います。この表をもとに、今ある材料でレシピをアレンジし、手作りごはんを充実させる方法を考えていきましょう。

食品交換表の見方

お手元の食品交換表を見ていただくと、炭水化物、たんぱく質、脂質…と、栄養素別に分けた「群」があり、その中に穀類、果実類…と、表で種類分けがされていますね。その中に、同じような働きをする栄養素がまとめられ、それぞれの食材に対し、一単位(80kcal)ごとのg数が掲載されています。

同じ「表」の中の食品は、作りたい料理のレシピに応じて交換することができます。しかし、栄養バランスが崩れてしまうため、違う「表」の食品、たとえば炭水化物群→表1のご飯と、たんぱく質群→表3の鶏肉を交換することはできません。

食品交換表の活用の仕方

例として、糖尿病食のレシピ「鯛の酒蒸し」が手元にあるとき。レシピを見ると、「鯛の切り身 一切れ(120g)」と記載があるとします。同じレシピで鶏肉を使って作りたいと思った時には、鶏肉は何グラム使用できるかを、確認しなければなりませんね。

鯛はⅡたんぱく質群→表3→魚介類で確認すると、一単位(80kcal)で60gなので、この場合二単位使用しています。

同様に確認すると、獣鶏鯨肉類の中に鶏肉(皮つき)が掲載されています。一単位40gなので、二単位使用すると80gとなりますね。

これで、鶏肉への変更ができました。
このようにして、一日に摂取できる単位数をもとにレシピをアレンジしていきます。
慣れないうちは大変ですが、買い物にいく際は一単位何グラムかを記載したメモなどを持参しましょう。肉類など廃棄量が少ないものは、出来るだけ単位の倍数で購入すると、その後の調理も楽になります。

調理の際は手元に計り、メモや付箋を用意しておき、重量をメモしながら調理を進めるとわかりやすいですよ。

宅配のお弁当で管理を簡単にする

調理の際の単位の見方や置き換え方法がわかりました。しかし、実際一日三度の食事のバランスを取ることは、慣れるまでなかなか大変です。

慣れるまでは、一日のうち、1食、2食とまごころ弁当のカロリー調整食を利用してみませんか?まごころ弁当のお弁当は、栄養学のプロである管理栄養士が素材からこだわって選び、作ったお弁当です。
なかでも、このカロリー調整食は、カロリー・塩分計算が必要な方向けのお弁当で、何を食べても三単位(240kcal)に統一されています。そのため、お弁当の時以外の食事の組み立ては、ご自身が一日に摂取できる単位数-三単位で計算できるので、わかりやすいですね。スーパーのお惣菜コーナーや町中の多くのお弁当屋さんと違って、このような心遣いがあるのがうれしいポイントです。
どのようなものをどのくらいの量で食べられるのかを、目で見て確認し、ご自身で調理される際の参考にもなりますね。

また、たんぱく調整食や、同居するご家族にも選びやすい普通食のお弁当、咀嚼・嚥下に不安がある方向けのきざみ食、きざみ食のとろみつき、やわらか食やムース食と、多くの選択肢から、ご自身の好みや体調に合ったものを選ぶことができるのも魅力です。
今なら無料キャンペーンを実施中です。この機会にぜひお試しくださいね。

食事が物足りないと感じる方に

食物繊維を意識してとる

糖尿病を患い、食事療法が必要だと指導を受けるまで、何も気にすることなく飲食を楽しんでいた方には、はじめのうちは物足りなさを感じることもあるかと思います。
先ほどご紹介したとおり、ゆっくりとよく噛んで食事を取ることが一番大切ですが、食物繊維の豊富なキノコ類やおから、多くの野菜や海藻は、カロリーの割にかさが多く、量を食べた、と、満足感を得ることができます。

食物繊維そのもの、は私たちが持つ消化酵素で分解・吸収できないため、エネルギー源になることはないうえに、血糖値及びコレステロールの上昇を予防することができます。糖尿病食というだけでなく、便秘解消や生活習慣病の予防にもなりますので、ふだんの手作りごはんの一品として、家族そろって食べたいですね。
食物繊維には、主に野菜に含まれる不溶性のもの、海藻に含まれる水溶性のものがあります。水分を抱えて便を柔らかく保ってくれる性質もあるので、お茶や吸い物と共に、どちらか一方だけでなく、それぞれを上手に取るようにしましょう。

わかめともやしのごま和え

わかめともやしのごま和え
食物繊維豊富なわかめ、シメジに、もやしと菊菜を加え、それぞれをそれぞれさっと茹で、さっぱりと食べられる胡麻和えに仕上げました。

ごまは、より香り高くなるように、さっとから炒りして指でひねりながら加えます。ちょっとしたひと手間ですが、これによりごまの香りも高まり、加えるしょうゆの量を減らすことができますよ。

【材料】 2人分
わかめ(乾燥)  3g
もやし      1/2パック
シメジ      1/2パック
菊菜       1/4パック
ごま       小さじ1
(白ごま、黒ごま、どちらでも利用可)
しょうゆ     小さじ1
酢        大さじ1

【作り方】
1、わかめは水に漬けて戻す。
2、もやし、菊菜はさっと洗い、根を落として一口大に切る。
3、シメジは石付きを落とし、(2)のもやし、菊菜とともにさっと茹でておく。
4、白ごま、あるいは黒ごまをフライパンで粒がふっくらとしてくる程度まで、から炒りする。
5、水分をしっかりとしぼったわかめ、もやし、菊菜、シメジをボールに入れ、(4)のごまを指でひねりつぶしながら加える。
6、しょうゆと酢を合わせ、(5)に回しかけ、よく混ぜ合わせる。

おから入りカップケーキ

今回のカップケーキは、砂糖は使用せず、甘さは感じても血糖値を上げないオリゴ糖を利用しました。
人間の舌は全体に味がついていなくても、一部分に凝縮した甘味が乗っているだけで、甘いものを食べたと認識してくれます。この性質を利用して、トッピングにもオリゴ糖をふっています。(オリゴ糖とインスリン分泌の関係は株式会社明治様のサイトに紹介されています。ご参照ください。https://www.meiji.co.jp/oligostyle/work/index.html

さらに、小麦粉の半分をおからにすることで糖質を抑え、食物繊維の量を増やしてお腹持ちのよい一品に仕上がります。
お好みで小さじ1程度のココアパウダーや抹茶パウダーをあらかじめ粉にふるい入れておくと味のアレンジも楽しめますので、ぜひお試しくださいね。

【材料】 150ccのマフィンカップ4個分
薄力粉      50g
ベーキングパウダー  小さじ1/2
オリゴ糖(粉末)   大さじ1
塩          ひとつまみ
おから      50g
卵        1個
豆乳または牛乳    大さじ1強
 (おからの水分量により加減してください)
サラダオイル     大さじ1
オリゴ糖(粉末) 大さじ1弱
(トッピング用)

【作り方】
1、薄力粉とベーキングパウダー、オリゴ糖、塩を混ぜ、ザルでふるっておく。
2、ボールに卵、豆乳または牛乳を加えよくまぜ、おからとサラダオイルを加え、さらに混ぜる。(ここで、とろとろとした状態になるように、豆乳または牛乳の量を加減します。乾燥おからの場合は水分を多く吸収するので、2~3分待ってから様子を確認し、生地が固いようなら豆乳または牛乳を少しずつ加えて加減します。)
3、(2)に(1)の粉を加え、粉気が残らないように混ぜてマフィンカップに入れ、上に砂糖を散らす。
4、170℃のオーブンで約15分焼く。竹ぐしをさしてみてなにも付いてこなければ焼き上がり。

雑穀やこんにゃく米を活用する

ごはんが減らせない方、介護や仕事で調理の手間がかけられず、ついついカレーライスや丼ものが増えてしまうという方もいらっしゃると思います。丼ものは、どうしてもごはんの量が増えてしまいますね。
特に男性にはこれらがお好きな方が多く、悩まれていませんでしょうか?

このような場合、ごはんの糖質を減らすために、雑穀やこんにゃく米を白米に混ぜて炊飯する方法があります。
雑穀に含まれる糖質は100gあたり、白米よりも下記の様に低くなります。食物繊維も白米と比べ多く含まれているので、お腹持ちもよくなりますね。

品名カロリー(kcal)糖質(g)食物繊維(総量/g)
こめ・精白米・うるち米(水稲)35877.10.5
あわ・精白粒36766.43.3
大麦・米粒麦34367.58.7
きび・精白粒36369.31.6
そば・そば米36470.03.7
はとむぎ・精白粒36071.60.6
ひえ・精白粒36668.94.3

雑穀ごはんが好みではない方には、こんにゃく米がお勧めです。こんにゃく米は白い米粒状に成形されていて、多少パラパラとするものの、見た目には白米のご飯と区別がつきにくいように作られています。製品パッケージの規定量加えることにより、メーカーにもよりますが、約30%の糖質カット、カロリーカットができます。

糖尿病と宅配弁当のまとめ

糖尿病と診断を受けた日から始まる食事療法、人種や食文化の違いという背景はありますが、世界各国で、糖質制限がよいのか、はたまたカロリー制限がいのか、と、現在も論じられています。

自己判断ではなく、まずは医師や管理栄養士のレクチャーを受け、ご自身が食べられる単位数、ご病状に合う糖尿病食のポイントを確認してみてくださいね。

調理が大変な時は、まごころ弁当のお弁当に助けてもらうことも出来ます。一口に糖尿病食と言っても、おいしいメニューはたくさんあるものです。今回ご紹介したレシピや食材も、医師や管理栄養士と相談のうえ、ぜひメニューに加えてみてくださいね。

関連記事

記事一覧へ戻る