ご希望のお弁当/食材の種類から探す

  • ご自宅のお弁当
  • オフィス向けのお弁当
  • 施設向けの食材
  • お子様向けのお弁当

老人ホームの食事・弁当にも最適|高齢者向け配食サービスまごころ弁当

【毎月更新!】 まごころコラム 記事一覧へ戻る
介護の基本|高齢者に適した食事・食事中の姿勢とは
介護,食事,姿勢

「自宅で親の介助をしているが、最近、食事を残すようになってきた」「毎日の食事時間もあまり楽しそうに見えない」などと心配されている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、高齢者に適した食事の特徴と、食事の姿勢について詳しく解説します。高齢者にとって食事は大変ですが、毎日の食事は心から楽しんでほしいものです。ちょっとした工夫をしてあげることで、いつまでも楽しく食事ができるようにしてあげましょう。

誤った食事・姿勢が引き起こす誤嚥

誤嚥(読み方:ごえん)とは、飲食物が誤って気管に入ってしまうことをいいます。
介助が必要な高齢者が誤った食べ物を口にしたり、誤った姿勢で食事をすると、誤嚥を引き起こし、誤嚥性肺炎になる恐れがあります。

誤嚥性肺炎とは肺炎の一種で、飲食物が口内の細菌と一緒になって気管に入ってしまった場合に起こります。このような病気を防ぐためにも、正しい食事・姿勢に関する知識を身に付けましょう。

高齢者に適した食事

高齢者の噛む力・飲み込む力は衰えていきます。たくさん噛まなくても食べることができる食事や、のどに突っかかる恐れのない食事を考える必要があります。これは、高齢者が楽しく食事をするためにもとても大事なことです。高齢者にはどのような食事が向いているのか、詳しく解説していきます。

やわらかい食べ物

介護,食事,姿勢

高齢者に向いている食べ物の1つは、やわらかい食べ物です。ごぼうやにんじんなどの硬い食べ物を口にすると、噛む力がそもそも弱いことに加え歯茎に負担がかかってしまいます。入れ歯をしている場合、破損してしまう恐れもあります。

また、やわらかくても弾力があるこんにゃくのような食べ物は、噛み切れないことがあります。やわらかく、のどに詰まりにくい食べ物の例として以下のようなものがあります。

例)肉団子、揚げ豆腐、煮物

とろみがついた食べ物

介護,食事,姿勢介護,食事,姿勢

高齢者は飲み込む力も弱く、誤嚥が起こりやすいため、食べ物にとろみをつけることで飲み込みやすくします。普段の食品に片栗粉・ゼラチンを少し加えることで簡単にとろみをつけることができます。食べ物の例としては以下のようなものが挙げられます。

例)もともととろみのあるサトイモ、ポタージュ、あんかけ

ゼリー状の食べ物

介護,食事,姿勢

水分を多く含み、のどを通りやすいゼリー状の食べ物が高齢者にとっては食べやすいです。高齢者は噛む力・飲み込む力が弱くなっていて、唾液の分泌も減っています。ぱさぱさしたパンやビスケット、口の中で張り付く恐れのある海苔やワカメなどは食べにくいです。食べ物の例として以下のようなものがあります。

例)ゼリー、水ようかん、煮凝り

匂いを楽しめる食べ物

介護,食事,姿勢

匂いを楽しめる食材を加えることで嗅覚を刺激し、薄味でもおいしく食べることができます。というのも、年を取るにつれ味覚が衰えてくる結果、濃い味を好むようになるからです。たとえば香りが強いゆずを加えると、味覚だけでなく嗅覚も刺激されます。

食事をするときの正しい姿勢

高齢者が食事をするとき、誤嚥に気をつける必要があります。誤嚥のリスクを避けるためには、正しい姿勢で食事をするよう心がけましょう。座る姿勢を保つことができる人なら、椅子に座って食事をすることが望ましいです。

以下では、「椅子に座って食事をするとき」「車椅子に座って食事をするとき」「ベッドの上で食事をするとき」の3つにわけてそれぞれ詳しく解説していきます。

椅子に座って食事するとき

まずは椅子の高さですが、深く腰を掛けた状態で足が床につき、ひざが90度に曲がるようにします。テーブルの高さは、手をテーブルに乗せたときに、ひじが90度に曲がる程度に調節します。

この姿勢を保った場合に椅子からずり落ちてしまいそうなときは、クッションを頭や背中の後ろに入れて姿勢を安定させます。誤嚥を防ぐため、また飲み込みやすくするために大切な姿勢です。車椅子に座って食事をする場合も同様に椅子とテーブルの高さを調節します。

ベッドの上で食事をするとき

ベッドの上で食事をする場合も、リクライニング車椅子のときのようにリクライニングの角度を45~80度に調節します。

リクライニングと腰の間に隙間ができないように姿勢を整え、足は軽く曲げ、下にクッションを入れて安定させましょう。さらに、首の下から後頭部にかけて枕を挟むと首が安定します。食べたものを正しく飲み込み、誤嚥を防ぐことができる姿勢です。

※参考
食事介助の正しい方法|イリーゼ

食事介助のポイント

食事介助をする場合、食事をしている間の注意点のほかにも、食事をする前の準備、食事が終わってから気をつけるべきことがあります。食べ物がのどに詰まったり、気管の方に行かないためには、終始注意が必要です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

食事前に気をつけるポイント

食事をする前の準備として、主に以下の3つがあります。

食事をしやすい環境にする

食事に集中できる環境を整えましょう。テレビがついている場合そちらに気を取られてしまう可能性があるので、食事前にテレビの電源は切ります。部屋の中が静まり返っていると緊張してしまう場合は、ゆったりとした音楽をかけて適度な騒音を演出することをおすすめします。食事に集中していないと誤嚥を引き起こす可能性があり、危険です。

排泄を済ませる

食事前に排泄を済ませることは、食事に集中してもらうためにもとても重要です。途中でお手洗いに行くことになると、食事を中断せざるを得ません。この場合、戻ってきてから再び食事に集中することは難しく、それ以上食べてもらうことができなくなってしまいます。

口の中や手を清潔にする

食事をする前にうがい・歯磨きをして口の中をきれいにしておきましょう。食前に口内を清潔にしておくと、味を感じやすくなり、唾液の分泌が促進され嚥下しやすくなります。また、口内を清潔にしておくと、誤嚥性肺炎の発症防止にもつながります。
手洗いも済ませておきましょう。これは高齢者だけでなくすべての人に言える基本的なことですが、高齢者は特に免疫力が低下しているので、手洗いは欠かせません。

h3:食事中に気をつけるポイント

食事中は、特に注意して介助する必要があります。主なポイントを4つ解説します。

体勢を確認する

食事をするときの正しい姿勢がとれているかを確認したあと、服が汚れないようにエプロンをかけてあげ、介護者は隣に座ります。

口内の水分量を調節する

口の中が乾燥していると食べづらいので、食事をする前に水分を補給します。口の中を潤すことで飲み込みやすくします。また、高齢者にとって乾燥しているものは食べにくいので、汁物などの水分を多く含むものから食べてもらいましょう。

主菜・副菜・水分の順番で食べさせる

食べる順番は、主菜→副菜→水分の順にしましょう。この順番で食事を与えることでバランスよく栄養を摂ることができ、誤嚥を防ぐことができます。その際、料理の温度と一度に与える量に注意します。小さいスプーンに一杯が一回分の量の目安です。

食事をせかさない

常に高齢者のペースに合わせて食事を口に運んであげましょう。飲み込んだことを確認してから次の一口を与えます。喉の詰まり・誤嚥には細心の注意を払う必要があります。

まとめ

高齢者が安全に食事をするためには、正しい姿勢を保ち、介助の工夫をするだけでなく、食べやすい食事を作ってあげることも大切です。また、口内や手を清潔にし、食事をしやすい環境づくりも大事です。

一方で介護者にとって、食べやすいメニューを毎日考えるのはとても大変です。この課題を解決できるのが宅配弁当です。宅配弁当はその名の通り自宅に弁当を届けてくれるので、毎日違うメニューを考えて調理する手間を省くことができます。

宅配弁当の一つに「まごころ弁当」があります。「まごころ弁当」は高齢者向けに味付けし、栄養バランスに配慮した、日替わりのお弁当を毎日自宅までお届けします。普段の手作りにプラスして、作る負担を減らしてみてはいかがでしょうか。

宅配弁当の「まごころ弁当」について詳しく知りたい方はこちら
老人ホームの食事・弁当にも最適|高齢者向け配食サービスまごころ弁当

記事一覧へ戻る