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高齢者が食事を食べない|原因と対処法について解説
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高齢のご家族がまったく食事を食べなくなった、とお悩みの方はいませんか?ご家族が食事を食べなくなると、このままどうなるのかと心配してしまいますよね。ここでは、高齢者が食事を食べなくなる原因と対策を解説します。高齢のご家族の食事拒否の解決に役立ててください。

高齢者が食事を食べない原因とは

高齢者が食事を食べなくなる原因には2つあります。1つ目は「食べたい思いはあるが、食べられない」というものです。2つ目は、高齢者自身が「食べたくない」と感じているものです。それぞれの主な原因を紹介します。

加齢による味覚・臭覚の低下

味覚・嗅覚が衰える原因として、加齢があげられます。健康な人でも、70代から80代には徐々に味覚や嗅覚が衰えていきます。嗅覚が弱くなると、料理の風味を感じられず、食事を楽しみに思えなくなります。味覚は、「甘味」に比べて「塩味」「酸味」「苦味」が衰えやすく、味の濃いものばかりを好んだり、特定の食材ばかりを食べ続けたりなど食生活の偏りにもつながります。

入れ歯が合わないなど口腔トラブル

高齢になるとさまざまな口腔トラブルが発生し、食欲が低下します。中でも多いのは、入れ歯が合わずに食ベ物が食べづらくなっているというものです。入れ歯が合っていないと、食事をしても違和感があったり、うまく噛み切れなかったりして、ストレスを感じてしまいます。そうすると食事を楽しいものと感じなくなり、特定の食べやすいものだけを食べるようになります。

さらに高齢になると唾液の分泌量が減り、口の中が乾きやすくなります。口やのどが渇くと、食べ物を飲み込む際にのどに痛みを感じることがあり、これも食欲低下の原因です。

嚥下障害による食欲低下

嚥下とは、食べ物を飲み込み胃に送ることです。高齢になると、筋力の低下やのどの炎症、喉頭がんなどの病気、うつ病などの心理的要因により、嚥下障害が起こります。

嚥下障害になると、食事中にむせたりせき込んだりしてしまう、固形物が飲み込みづらくなる、食事に時間がかかり途中で疲れてしまうなどの症状が現れます。食べものをうまく嚥下できないと、食事を楽しみに思えなくなり食欲が低下してしまうほか、食べ物が誤って気道に詰まり窒息につながる恐れもあります。
また、嚥下だけでなく、食べ物を口の中で小さく噛み切る咀嚼の機能も低下するため、これらが組み合わさり、さらに食欲を低下させます。

認知症・老人性うつ病による食欲低下

認知症になった場合、箸の使い方といった食事の仕方そのものがわからない、食べものがなにか理解できないなどの症状が現れます。認知症が進行すると、一人では食事をとれなくなることも多いです。こうした場合は食事の際にメニューや食材の名前を声に出す、食べる動作の見本を示し真似してもらうなど、食事と認知させることが必要です。

また、老人性うつ病になると、何事にも無気力になる「アパシー」という症状が多く現れます。この状態では、一日を寝たまま過ごしたり、何をするにも気分が落ち込んでしまったりします。そのうちに食事にも興味を示さなくなり、食欲が低下する場合があります。

がんなどの罹病による食欲低下

高齢によるさまざまな病気にかかることによって、食欲が低下する場合があります。

うつ病

食欲の低下につながる代表的な病気として、うつ病があげられます。症状によっては食事が苦痛に感じるといううつ病患者もいます。

がんなど、病気の症状

がんをはじめ、胃腸に関する病気、甲状腺機能の低下などで食欲が低下します。特にがんは食事前に強い吐き気や嘔吐があるなど、食欲が急激に低下する病気として知られています。一般的な風邪やインフルエンザ、虫歯や口内炎も、食欲が低下しやすい病気です。

薬の副作用

病気のために服薬している薬が原因で食欲が低下することがあります。食欲が低下する副作用として抗がん剤や抗生剤が知られていますが、気になる場合は医師や薬剤師に相談してください。

食事を食べないときにできることは

それでは、高齢のご家族が食事を食べなくなったときには、いったいどんな工夫をしたらよいのでしょうか。工夫したいポイントを5つご紹介します。

味覚・臭覚を刺激できるように調理の工夫をする

高齢になり食欲が低下すると、食事量が減って栄養不足になったり、特定のものばかりを好み塩分や糖分が過剰摂取になったりと、食生活が乱れることが懸念されます。調理の工夫が必要です。

本人の好みを大事にした調理を

いくら栄養バランスや見た目にこだわった食事を作っても、本人の口に合わなければ食欲が増すことはありません。食べ慣れた食材や好みのメニューを基本に、長年培ってきた本人の嗜好を大切にした調理を心がけましょう。

見た目や味のバランスを大切に

季節感が出るメニューを積極的に取り入れましょう。旬の食材は栄養価も高く、見た目でも食事を楽しませてくれます。また、甘味、塩味、酸味などさまざまな味の食材をバランスよくとることが大切です。

嚥下障害の高齢者が食べやすい食事を作る

嚥下障害になると、その方に合わせた食事作りが必要です。食材を食べやすい大きさにする、噛まなくても飲み込めるよう食材をやわらかく煮込むなど調理の工夫をしましょう。さらに嚥下障害が進むと、料理にとろみをつけたとろみ食や、噛まなくても容易に飲み込めるミキサー食などが必要です。
肉や繊維質の野菜などの噛み切りにくいものは細かく切るほか、切り込みを入れたり、筋を切ったりして食べやすくしましょう。卵はゆで卵は避け、水分を多く含むスクランブルエッグなどの調理法が好ましいです。

口腔ケアを心がける

長い間使い続けている入れ歯は、今のあごや歯茎の状態に合わなくなっている可能性があります。咀嚼の時におかしな動きをしていないか、食事をしているところを注意深く観察するほか、定期的に歯科医で点検やメンテナンスをしてもらうとよいでしょう。

また、高齢になると唾液が減少し、口内に細菌が繁殖しやすくなります。虫歯などの口腔トラブルは目視でわかる場合が多いので、歯磨きのときなどに、ときどき口の中を見て異常はないかを確認するようにしましょう。こまめに歯磨きやうがいをしたり、舌についている白い汚れ「舌苔」を舌ブラシで取り除くなど、丁寧なケアが必要です。

認知症・うつ病などの場合は無理強いしない

認知症やうつ病など、罹病で食欲が低下しているときは、無理に食べさせないことが大切です。栄養不足が心配でつい食べさせたいと思ってしまいがちですが、無理強いは本人のストレスになるだけでなく、誤嚥から肺炎につながる危険性もあります。

食事をとれなくても怒ったり責めたりせず、おおらかな気持ちで接し見守るようにしましょう。食事をまったく受けつけない場合は、必ず医師に相談してください。

また、今まで使ったことのない食材や調理方法にチャレンジする、テーブルの位置や食器を変えるなどの気分転換が食べる意欲を引き出すきっかけになることもあります。無理のない範囲で、食事に変化をつけるよう工夫してみましょう。

抗がん剤治療中は、軽食を用意し食事回数を増やす。

がんを患うと、抗がん剤の副作用やストレスから、著しく食欲が低下します。そんなときは簡単に食べられる軽食で一日の食事回数を増やしましょう。

手軽につまめるようなものが近くにあると、食欲がなくても手が伸びやすくなります。ゼリーなどの冷たく飲み込みやすいもの、フルーツなどあっさりしたもの、豆腐など口当たりがよく飲み込みやすいものがおすすめです。一度に食べる量が少なくても、複数回食事をすることで栄養を補えます。

食欲が著しく低下しているときは、本人が食べたいものを用意し、甘いものや味の濃いものを食べても構いません。ただ、食材によっては胃腸に負担をかける場合があるので、医師や専門家に相談しましょう。

まとめ

高齢者が食事を食べない原因、食欲を高める工夫、食事をとるのが難しい場合の対処法について紹介しました。食欲が低下すれば、症状に合った適切な対応や調理が必要です。

どうしたら食べてくれるのかを考えて毎日食事を作るのは大変です。最近では、高齢者が食べやすいように工夫されたお弁当を宅配してくれるサービスがあります。「まごころ弁当」は、栄養価が高く、産地にこだわった安心なお弁当が届くサービスです。ぜひ日々の負担を減らすために利用してください。

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